紀子
「いいわよ。亮のためならなんでもするわ」
「まだ時間ある。歌う?」
「いや」
「じゃキス」
亮は智子のミニスカートからでている太ももをなでならが
カラオケをかけてキスをした。
亮と智子の二人がヤマト美容室に着くと裕子が迎えた
「こんにちは」
「裕子さんアンケート集まりました?」
「キープ希望者は98人です」
「問題は?」
「ないわ、評判は良好よ。髪質もかなり保水率が上がって良いですよ」
「問題は香りですね」
「ええ、もっと何かインパクトがある感じが欲しいわ」
「それでテーマを静、会、動、誘にしようと思うんです。
静は静かで落ち着いた香り
会は人と会った時相手にほのかに香る香り
動はスポーツした時のような躍動的な香り
誘は人を誘惑する時の香りにしてみました。
香のサンプルリストを配ってください」
「すごい」
裕子も智子も驚いて言った
「お願いします」
「はい」
そこへジュディから電話がった。
「ごめんなさい。今日の夜だめなの」
「そう、残念です」
「だから、今からホテルの方に来て」
「いま、美容室にいますけど」
「とにかく来てよ」
「はい」
「裕子さんジュディ社長に呼ばれた」
亮は裕子と智子をおいて美容室を出た
部屋にいくと、ジュディがバスローブ姿になっていた
「今夜、財界人との会食があってごめんなさい」
「大丈夫です」
「今度一緒に行きませんか。紹介しますわ」
「すみません今表に出られません、もう少し待ってください」
「ええ、ファッションショーの準備順調そうね」
「あなたが裏で手伝ってくれたのは解っています。
スーパーモデルがこんなに出演快諾するのはおかしいですから」
「ご想像に任せます。でもシンディはお姉さんの力よ。抱いて」
ジュディは外国人の血が混じっていて、
付き合いが長くなるにしたがって、
最近では声も動きもだんだん激しくなって来た。
亮は葉子と直子と智子と渋谷で会う事になった。
「ねえ、亮の部屋で会おうよ」
「いや、外にしましょう」
亮は葉子の話を断った。
「私ね、三人の男性から誘われているの」
「はい」
「大学の先生とTV局プロデューサーと芸能プロダクションの社長。
誰を先にするか相談しようと思っていたの」
葉子が言うと直子が続いた。
「私は病院の理事長から声をかけられた。看護師だと言ったら
喜んじゃって」
「私は医薬品販売会社の社長さんに声をかけられたわ」
智子が答えると亮は嬉しそうに答えた。
「パーティに参加した連中が見えてきましたね」
次第に全貌が見えて来た事が亮は嬉しかった
そこへ森が来た
「おい亮、松田の彼女、二人いたぞ女優と大学生だ」
「二人もですか?」
「これが写真だ」
松田と一緒の写真を見せた
「ああ、かわいい」
亮はそう言うと智子は亮を横目で見た
「女優の佐藤いずみよ」
「知っています」
芸能界に無頓着な亮でも佐藤いずみを知っていた
「松田は証拠にも無く、今日は渋谷で待ち合わせして
女子大生の彼女とそこのラブホだ」
森は道玄坂を指さした。
そしてもう一人の写真を見せると
「内田めぐみという名だ。葉子ちゃんと同じくらいの巨乳だぞ」
「それにしても好きですね。彼は」
亮は驚いていていた。
「二人を愛人にしていたら金かかるだろう」
森はあきれていた
「ええ、新人女優は50万が相場ですからブラス
女子大生が20万それにデート費用で
一ヶ月80万以上かかりますね」
「亮どうしてそんなこと知っているの」
「この前女優さんの小森奈々美さんに聞きました」
「松田そんなに給料もらっているの?」
「ええと、部長職だから1000万以上だよね」
「やはり、何処からか収入があるんだろうな」
「決定!」
葉子が手を上げると亮は冷静に葉子の手を降ろした。
「では、整理しましょう。DUN製薬販売の森田常務は
パーティを開いて女性を紹介し愛人を斡旋していた。
その時、覚せい剤を使って一部の女性を薬漬にしていた。
パーティの出席者に愛人を紹介して金がかかるようにさせ
金に困らせて、仕事を持ちかける」
「それは会社の情報だった」
森が亮に言った
「すでDUN製薬も松田さんがその被害にあっている。
われわれはその情報漏洩を防がなくてはならないと
言う事ですね。森さん」
「まず、直子さん」
「はい」
「ええ、三田記念病院の村田理事長を調べてください。
やはり愛人がいるかもしれません」
「そうなの、まじめそうなのに」
「昨日、森田さんと飲んでいたんです」
「はい分かりました」
「葉子さんは、男達と会って彼らの素性と森田との関係を調べて」
「はーい」
「智子さんは松田部長の社内のうわさ調べてください」
「はい」
「森さんは引き続き森田を調べてください、
かなりの人を同じ手で掴んでいるかもしれません」
亮がみんなに指示を終えると直子は逆に亮に指示をした。
「亮はメモを渡したあの女の子たちから情報を取って」
「ところで、森さんアシスタントは?」
「明日,紹介する彼女は非番だから」
「彼女って元の奥さんの妹だって森さん結婚していたんだね」
葉子が冷やかした。
「俺帰るわ」
「森さん遊びに行くの?」
「バカヤロウ、今からラブホで出待ちだ」
森はドタドタと音を立てて帰った。
亮は翌日、金子紀子に連絡をとった。
「木本です。覚えていますか?」
「ええ、覚えています」
「食事でもと思って、いつ空いていますか?」
「今日はいかがですか?」
「じゃあ学校終わったら迎えに行きます」
亮は4時に青山の学校の前に車を止めて紀子を待った
その後ろにミニパトが止まり婦警が降りてきた。
「すみません、ここは駐停車禁止ですよ」
「すみません」
亮が窓を開けて顔を出すと元早苗の同僚の婦警が笑っていた。
「あっ三原恵さん」
「こんにちは、松平さん」
「すぐに来ますので」
「できるだけ早く移動してください。
さもないと逮捕しちゃうぞ!」
「はいすみません」
「松平さん、今度この車に乗せてくださいね」
「は、はい」
三原恵は笑顔でミニパトを走らせて行った。
「こんにちは」
「あっ!NSⅩ」
紀子はなれなれしく亮の腕にだきついた。
「車詳しいいですね」
「うん、大好き!」
二人は車に乗り込むと、亮はローにギアを入れ
走り出した。
「私は誰からも誘いかからなかったわ、
さびしかったから木本さんに連絡取ろうと
思っていたの、ちょうど良かった」
「すみません、僕達のせいかも・・・」
亮は車を走り出した
「でも、この間の誰からもうすぐ返事来ると思いますよ」
「紀子さん愛人志望なんですよね?」
「うん、ダンスとか演技のレッスンに月謝かかるから」
「月いくらなんですか?愛人料」
「ええと私の場合は月4回で20万円」
「木本さんなら10万でいいよ」
「ごめん、僕はそう言う付き合いは」
「うそ、ただだよ」
紀子は本心から亮と付き合いたかった
「この前の主催者って誰ですか?」
「森田さんだと思う」
「その森田さんとは何処で知り合ったんですか?」
「大学の友達の紹介」
「その子も愛人やっているのかな?」
「うん」
「名前は?」
「言って良いのかな・・・内田めぐみ」
内田めぐみは松田と会っていた大学生だった。
「さて何を食べますか?」
「焼肉がいい、銀遊亭の」
「うっ」
亮はまた銀遊亭の肉かと唖然とした
「肉だめ?」
「いいえ」
「高い?」
「いや」
「そこに行こうよ」
「はい」
亮は青山通りをまっすぐ走って
葉子と行った渋谷の吟遊亭へ行った。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ」
入り口に立っていた店長の山口が言った
「毎度ありがとうございます」
「個室空いていますか」
「はい」
「へえ、木本さん常連なんだ」
紀子が嬉しそうに言った
「ええ、まあ」
部屋には入るとタブレットが有りそれで注文をした。
「タン塩とカルビとロースとハラミの上で良いですか?」
「私の好きなものわかった?」
「はい」
葉子と同じものだけだった。
さすが人気四品目
「僕は車だからお酒飲めないけど、赤ワインでいいですか?」
「うんうん、赤ワイン好き!」
紀子は焼き上がった肉を嬉しそうに肉をほうばった
「おなかいっぱい」
「じゃあでますか?」
「そうか。じゃあせっかくだからドライブに連れて行って」
「うん」
「どこがいいですか?」
「海」
亮は車に乗ると横浜に向った。




