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グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
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理恵

「これから私を抱きなさい、罪滅ぼしよ」

「はい」

亮は命令調の巨乳の葉子を抱いた。

葉子の乳房はジェニファーのように巨乳だったが

葉子の物は柔らかくマシュマロの様だった。

翌朝、葉子と一緒にマンションを出るとフロントの

女性スタッフが亮の顔をジロジロと見た。


「今日も違う女かと見られるのが嫌だ」

亮がつぶやいた。

「僕が渡したのを飲みましたね」

「飲んだわよ」

「早く彼氏見つけてくださいね」

「わかりましたよー」


渋谷駅で亮と葉子は地下鉄銀座線に乗った。

「あれ、どこへ行くの?」

「有楽町」

「会社は高田馬場じゃないの?」

「銀座の美容院に仕事が有って」

「へえ、やはりあなたは魅力的よ」


~~~~~~

直子が亮に甘えるように電話を掛けてきた。

「ねえ、亮。宮崎みどりちゃんが私をパーティに誘っているの」

「楽しそうじゃないですか」

「女性を大勢連れてきてくれと言うことなので

 みんな誘っていいかな」

「都合が付けばいいんじゃないですか」

亮は優しく微笑んだ。


「ううん、逆よ、亮が誘えばみんな行くんだよ、どんな都合があっても」

「分かりました直子さんみんなで一緒に行きましょう。例の事もあるし」

「亮はみどりちゃんの男を見る事が出来るわね」

「じゃあ時間聞いておくね」

直子は嬉しそうに電話を切った。


~~~~~

朝8時亮は有楽町駅の改札で裕子を待った。

「おはよう亮」

「おはようございます。先週お店に行けなくて

 ごめんなさい」

亮は駅の改札の前で深々と頭を下げた。


「いいのに気にしなくて」

二人は駅から喫茶店に入ってモーニングセットを頼んだ。

「裕子さんデータ集まりました?」

「ええ、常連客の200人分のデータを取りました」


「ありがとう。これに香料を入れるだけですから

10日くらいでできます。お客さんに使ってもらって、

OKが出たらネーム入りボトルを作ります」

「新店のオープンには間に合いますね、良かった」


「工事の状況はどうですか?」

亮は工事の様子が気になっていた。

「吉井さんの指示でデザイン変更したから工事が遅れているの

銀座に来るセレブだけではなく、

銀座のママクラスの人も呼ぶんですって」

「なるほど」

亮は吉井を銀座に連れて行ったお蔭で

予定外の変更になったのが嬉しかった。


「なんでも、蝶のママ達が会員になるって言い出したらしいの

ジュディ社長もOKだって」

「良かっですね」

亮が言うと裕子は亮の手を握った。


「ねえ、亮これってあなたの仕業?」

亮は照れたように天井を向いた。

「そうよね。アメリカ帰りの吉井さんがクラブ蝶のママを

口説き落とせる訳無いものね」

亮は簡単に良いって言いのける

裕子の気持ちがわからなかった。


~~~~~~

亮は森に電話をして夕方にアマンドで会う約束をした。

「森さん、浮気調査じゃないんですけど・・・」

亮は森になって言っていいかわからなかった。

「はは、何でも良いですよ。仕事なら」


「実は・・・秘密保持契約が必要なのですが」

「大丈夫だ。任せてくれ」

亮はⅮUN製薬のデータ漏洩の話をして自分が

潜入捜査をしている事を話した。


「なるほど、そういう訳か。何か手掛かりが見つかったのか?」

「はい、ライバルのヘンケル製薬の専務と

ⅮUN製薬販売の常務が密会をしていたようなんです」


「なるほど、それは怪しいな」

「それと覚せい剤も絡んでいるようです」

「何で、いきなり麻薬かよ」


森はそう言ったが内心は久々の緊張でうれしかった。

「だめですか?」

「そりゃ良いけど、それは警察の仕事だろう」

「警察は内偵に半年かかるじゃないですか」


「そうだよな」

「ですから、われわれが内偵して告発というスタイルで

いかがですか?」

「それで、それをしてメリットは?」

「残念ながら正義だけです」

亮は真剣な目で森に答えた。


「そうか分かった、それでどこから調べるんだ?」

「近々パーティがあってどうもそこで

使われているらしいんです」

「ははは、あやしいパーティか」

森は大声で笑った。


「はいその後、その首謀者を告発して、

入手経路は警察に調べさせれば良いとおもいます」

「ところで経費は出るよな」

「はい、もちろんです。今日はどこか飲みに行きますか?」

亮はちょっとした接待の真似事がしたかった。


「それだったそこのクラブグローリーなんかどうだ?」

「えっ、グローリー知っているんですか?」

「ああ、時々行く」

「ちょうどよかった。僕も行こうと思っていたんです」


~~~~~

六本木グローリーは平日にもかかわらず、満員だった。

「今晩は」

亮は挨拶をして店に入るとママは嬉しそうな顔をした。

「いらっしゃい」

「ママ、森さんと来ました」


「あら?二人は知り合いなの?」

真知子は驚いていた。

亮と森が席に案内されると森のところへは

常連らしく初美が脇に座り

真知子ママは耳元で囁いた。

「銀座のほう片付いた?」


真知子は美也子の事を聞いていた。

「何のことですか?」

「美也子ちゃんの事」

「はい、終わりました」

「良かったわ。そうそう、

誰かつけなくちゃね。理恵ちゃん」 

真知子が呼ぶと理恵が来た。


「先月入ったばかりで女子大生の理恵ちゃん二十歳です」

「こんばんは。理恵です」

理恵は亮に挨拶した。

「お客さんお名前は?」

「松平亮です」

「お仕事は?」


「ええと・・・」

「わかったホストでしょ」

「ど、どうして?」

亮は自分のイメージがホストに見られたのがショックだった。


「名前が亮だし、それにセクシーだもの」

「普通のサラリーマンです」

「ええっうそ。あなたみたいな人会った事無い。

良い匂いだしこの香水なーに」

理恵は亮の耳のそばに鼻を近づけた

「やだ、頭くらくらする。あれ」

理恵の様子が変わっていた。


「理恵ちゃん、付き合っている男性居るの?」

亮はいきなりぶしつけな質問を理恵に言った。

「うん、いるよ」

「どんな人?」

簡単に答える理恵に亮はまた質問した。


「大学の先輩とサラリーマンの二人で

二十三歳と三十二歳、松平さんは?」

理恵は二十歳のわりに男関係が激しかった。

「彼女はたくさんいるよ」

「たくさんいるの?見栄を張っちゃって」


理恵はなぜか亮に親しみを感じて会話が弾んだ。

「理恵ちゃん、この仕事をしていてお父さんに怒られない?」

「ううん、こないだパパとママ離婚したの

だから平気、ママはホスト通いだし」

「さびしいんだね、お母さん。ホスト通いなんて」

理恵は首を横に振った。


「パパは会社の左遷で香川へ転勤したの

ついでに浮気がばれちゃってついに離婚」

「えっ?」

亮は聞いたような話でとても気になった。


「左遷ってお父さん何か仕事でミスをしたの?」

「なんか、人事部長の立場を利用して

愛人をいっぱい作っていたんだって」

「そ、それって・・・」

亮はその話を聞いて血の気が引いた。


「お父さんがいなくなってさびしくない?」

「ううん、いなくなって清々したわ。

お風呂に入っている私の体を舐めるように見たり

 ミニスカートをはいていると覗き込むし最低の男だったわ」

「そうなんだ」

亮は娘と父親の関係の難しさを改めて知った。


「だから家族三人で話し合った時

もともと婿養子のパパは簡単に離婚しちゃった」

「お婿さん?理恵ちゃん本名は」

「内村理恵だよ」

理恵の苗字を聞いた亮は狼狽した。


自分のせいで理恵を不幸にしたのだろうか気になっていた。

「理恵ちゃんお金に困っているの?生活大丈夫?」

「大丈夫、パパは婿養子で家計はママが握っていたし、

おじいちゃんお金持ちなの」

「そうか」

亮はその話を聞いてホッとした。


「パパとママはもともとうまく行っていなかったし

ママにとってはいいきっかけだったのよ、パパの転勤」

「じゃあ、どうしてアルバイトを?」


「アルバイトは男探し、私若い男好きじゃないの」

「じゃあ僕だめだ」

亮が冗談で言うと理恵は喜んで答えた。

「私の7歳年上でしょ、OKよ」

その時理恵の目がトロンとしてきた。

「ちょっと失礼します」

理恵はフラフラのおかしな

足取りでトイレに歩いて行った。


その時、森はスマートフォンが鳴って

席を立つと初美が亮の脇に来た。

「楽しそうね」

「ええ、学生との会話は面白いですね」

「オジサンぶっちゃって大学卒業したばかりなんだから

この間まで女子大生と話をしていたんでしょう」


「いえいえ、大学院ですそれにアメリカだし」

亮はハーバード大学大学院のインテリでプライドの高い女子学生と

理恵のようなプライベートの話をした事が無かった。


「この前、私の電話番号を書いた紙を渡したんだけど」

「わかっていますけど、色々あって」

「ママの事でしょ。わかっているわよ。ママがあなたを見る目が違うもの」

初美は亮とママの関係を怪しんでいた。


「森さんの事もあるし・・・」

そこへ森が戻ってきて亮の耳元で小声で話をした。

森が亮のリッチな生活を羨んでいると、そこへ理恵が戻ってきた。

「遅かったですね」

亮が心配して聞くと理恵が耳元で囁いた。


「オ○ニーしてきちゃった、うふふ」

「ええっ?」

亮は男にとってとても恥ずかしい話を聞かされて

赤面した。


「だって、松平さんが悪いんじゃない。責任取ってよ」

「そうですね。僕が悪いですね。どんな責任とりましょうか」

亮は父親の事で責任を感じていた。

「今度デートしてくれればいいわ。S○Xもね」


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