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グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
58/118

美咲

「本当ですか?そんな事できるんですか?」

「ええ、まあ」

亮が生返事をすると森が胸を叩いて言った。


「何か徹の件で情報があったら教えてください

 これでも警視庁の刑事でしたから」

「実はあの店のホストたちに集団暴行を

受けた女性がいるらしいの」


「ええ?」

「森さん」

亮が森に合図を送ると森はうなずいた。


「うん」

「どんな女性だかわかりますか?」

亮は杏子に聞いた。


「ええ、それがかなりのお金持ちのお嬢様だって」

「本当ですか?」

「わかりました。ありがとうございます」

亮は立ち上がった。


「松平さん帰っちゃうの?」

「明日仕事ありますから。お金の事は心配しないで下さい、

明朝のエステのコースをつけておきますから」


「それも、甘えていいんですか?」

杏子はすまなそうに聞くと亮は微笑んだ

「はい。内村さん、またテニスしましょう。

あまり理恵さんに心配かけないで下さい」


「はい」


~~~~~~

亮と森の二人が帰った後に微笑んで杏子と栄子が言った

「かっこいいね彼」

「ええ素敵、私がもう少し若かったらね」

そこに亮から電話があった


「二人ともエステで10歳若返りますよ」

「えっ?」

二人は顔を見合わせて笑った。


~~~~~~~

亮は理恵に電話をかけて報告をした

「理恵ちゃん、おかあさん今日はお店へ行きませんでした

今日は、ホテルに泊まって明日帰ります」


「ありがとう、亮」

「お母さんのホスト通いは何とかします」

「はい。それと、今度おじいちゃんに会って」


「どうして?」

「おじいちゃんをどうしても紹介したいの」

「まさかママの再婚相手じゃないでしょう。あはは」

「亮の相手は私の方よ。おじいちゃんは

内村昭二で五島商事の社長をやっているの」


「ああ、あの有名な」

「有名かどうかは知らないけど、きっと亮の役に立つと思うから」

「ありがとう理恵ちゃん」


~~~~~

翌日、智子と亮は秘書の中村と会って話をした。

中村倫子は紺のタイトスカートのスーツが似合う

知的な感じの美人だった。そして亮は

森田、松田、川野、内田めぐみの関係を話した


「父には伝えてあります」

「はい、私は亮さんの指示に従うようにといわれました」

「明日、松本の研究所へ行きます。手配お願いします」

「わかりました」


中村と話を終えた後、亮は智子と話をした。

「理恵さん大変でしたね」

「徹を何とかしなくては・・・」

亮は秋山良子と美也子、理恵の母親が

徹と絡んでいる事に運命を感じた。


「やつは僕の天敵かもしれない」

「亮、あいつをやっつけちゃえ」

智子は亮の肩を叩いた。

「はい」


「うふふ。ところで松本へは一人でいいの?」

「はい、実は裕子さんと一緒なんです」

「えっ、二人で旅行なんてずるい」

「大丈夫、彼女の実家が松本なので途中までです」

「よかった」

ほっとして智子は微笑んだ。


~~~~~

その夜、美咲と森と早苗と銀遊亭で四人であった。

「わお、VIPルーム」

早苗はVIPルームに感動していた。

「ここはスタッフさんが出入りしませんから安心でしょう」

亮達は今までの経過を美咲に伝えた。


「民事の話しだけど、面白いわね産業スパイ、

そんなにいつも女が絡むなんて」

美咲は嬉しそうに笑った。


「男はいつも女に弱から情報が漏れる」

亮の女性の恐ろしさ身にしみて分かっていた。


「さて俺は先行くわ、張りこみだあ。早苗は後でいいぞ」

森は立ち上がって早苗に言った。

「うん」

早苗はまだ焼肉を食べられるのが嬉しかった


「美咲さん今週中に情報が取れると思います」

「早苗さん楽しいでしょう。交通課より」

「ええ」


「早苗さんごめんなさいね。あなたの力になれなくて」

美咲が謝った。

「しょうがないです美咲さん。

警察はまだ女性に対して差別がありますから」


「私、がんばって偉くなるからね」

「お願いします。ところで、美咲さんと團さんの

お二人は付きあって居たんですか?」

早苗は興味深深で美咲に聞いた。


「いいえ、僕達は大学の同級生なんです。

それとテニス同好会で一緒でした」

「亮さんテニス同好会なんですか?」

「はい」

早苗はそれを知って驚いた。


「團君は私の恩人なの」

「何の話ですか」

亮はトボケると美咲は懐かしそうな顔をして言った


「どうせ未遂だから話すけど、私大学1年の時、

軽井沢の夏合宿の打ち上げの日買い物の途中で

誘拐されて別荘に連れ込まれてレ○イプ

されそうになって、それを團君が助けてくれたのよ」


「わあ、かっこいい」

早苗は亮の方を見て手を叩いた。


「私が目を覚めた時、先輩がそばに居たから

勘違いしちゃって、それに事件が事件だったから、

その後誰も話題にしなくって、

團君が助けてくれたのを知ったのは

私が警察になって父に言われて・・・」


亮が照れくさそうな顔をしてうつむいていた。

「何であの時教えてくれなかったの。

お礼の連絡を取ろうとしても取れなかったし」

美咲は執拗に責めて来たので亮は答えた


「そんな事、自慢する事じゃないですよ」

早苗は亮がちょっと気の毒になって美咲に声をかけた。


「私もう、行かなくちゃ」

「森さん隣りの部屋でエッチな声聞いているの?」

美咲が笑って早苗に聞いた。


「ええ、たぶん」

「森さんが早苗さんに変な気

起こさないといいけど、あはは」

亮は話題が変わったので冗談で返せた。


「早苗さん、僕は明日松本の研究所へ行きます。

だから向こうに関係者が居たら、たぶん明日

接触があると思います。明日は、十分注意を払ってください」

「了解」

早苗は敬礼をして部屋を出た。


「ところで、あなたの方は大丈夫なの。

いくら体を鍛えていても・・・・」

美咲は心配そうな顔をして言った。

「大丈夫です」


「亮、今日はどうする?」

「明日早いから」


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