表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
47/118

美咲

「今度見てください。青山通りでいつも駐禁やっています」

恵が腕まくりをした。

「ぜひ見に行きますよ。電車で」

四人での会話は弾みあっという間に時間が過ぎた

相変わらず亮には多くの女性の目が注がれた


「松平さんこの後お時間は?」

美咲が意味ありげに聞いた

「もう少し大丈夫です」

「伊藤さんちょっと酔いすぎ」

早苗がテーブルに頭をつけた。

「返しちゃおう」

恵が言うと亮が早苗を抱えていた。


店を出て亮はタクシーを止め

運転手にタクシーカードを渡すと

早苗が言うと恵もタクシーに乗った

「私も帰ります。帰り道が一緒なのでごめんなさい」

「二人じゃ」

亮が困った顔をすると恵が言うとタクシーは走り出した

「良いの、気にしないで」

~~~~~~~

タクシーの中で早苗が顔を起こした

「うまく行った」

「まったく、いい男だった、早苗」

「うん恵、彼最高。フェロモンが出ていたよ。

さっき抱きかかれた時ドキドキしちゃった」


「あれなら抱かれても良い」

「私も」

「いいな早苗、仕事で時々会うんでしょ」

「うん、でも付き合えないから、我慢するのが大変よ」

「原さん、今晩やったりして。うふふ」

「いいえ、やりません。彼女に手を出したら大変よ」

渋谷に残った亮と美咲は大きな

水槽があるバーに入った。


「原さん家はどちらですか?」

「麻布です」

「わりと近いですね」

「松平さんは?」

「僕はここから歩いて帰ります」

「近くて良いですね」

「最高です」

「もう少し飲んでいきません?」

亮と美咲は大きな水槽があるバーに入った。


「私バーカウンターで飲むのが大人っぽくて憧れていたの

カクテルが宝石のように綺麗で、ああムードある」

「うん、綺麗ですね」

「あの、松平さん、彼女は?」

「もちろんいますよ」

「そうですよね」


「相手はどんな人」

「アメリカ人のOLです」

「そう、遠恋なんだ」

「ああ、また思い出した。連絡していない・・・」

亮は独り言を言った。


「その前は、日本の学生時代は?」

「大学2年の時ふられてその後彼女は出来ませんでした」

「ええ、信じられない」

「僕変人でしたから」

「ふられた理由は?」

「そこまで聞くんですか?」

「いいじゃない、興味があるんだから」

「付き合っていた女性が、他の男性と

S○Xしているところ見ちゃって」

「どこで」

「彼女の家」

「そうなんだ」

「後で、『キスして欲しかった』って言われた」

「付き合ってエッチしなかったの?」

「ええ、その時まだ童貞でやりかたを勉強していました」


「松平さん潔癖症でしょう、やたら体位の勉強ばかりして

腰を痛めるやついるよねえ」

「あはは、痛めました」

「本当バカね」

「あはは」

亮は昔の自分を思い出して笑った


「女はハートで抱くものよ。それがテクニックよ」

「そうですね。今は良くわかります」

「よろしい」

「では、帰りましょうか。送っていきます」

「このまま帰すの。もとカノと一緒になっちゃうぞ」

「あの、原さんとは今日初めて会っていきなりは」

美咲は亮の股間を蹴とばした


「まだ気づかないの 團君。ボケ」

「原美咲だって言っているでしょう。テニス部の」

「覚えていますよ原さん、その長い脚の左内またの

 黒子」

「嫌らしい、変態!」

「美人になりましたね」


「じゃあ、今日あった時知らんふりしていたのよ」

「だってあの頃はいろいろ有ったし」

「知っていたわよ。彼女にふられたの」

「そ、そうなんですか」

亮は美咲が何故自分が振られたのを知っていたか

不思議だった


「私は憧れていたのよ、團君に」

「どうしてですか。ほとんどしゃべらなかったのに」

「テニスはうまいし、女に興味がなさそうでいつも遠くを見ていたわ」

「ええ、確かに興味が無かったですね」

「それに、軽井沢でレイプされそうになった私を助けてくれたの

はあなただったのね。てっきり落合先輩だと思っていたのに」


「何の話ですか?」

「正直に言って!」

美咲は亮を睨みつけた、亮はそれがあまりにも真剣だったので

答えた。

「はい、先輩が原さんの事を好きなのを知っていましたから」

「じゃあ、私を落合さんに押し付けたの」

「別にそういう訳じゃなかったけど・・・すみません」

「そう、私が父から聞いてすべてがわかった頃、

あなたはいつのまにか留学していた」


「ところで伊藤早苗さんとの関係は?」

「彼女の送別会であなたの話を聞いたの、

早苗ちゃんが東大出のいい男と会ったって、

どんな男だか見ようと思って頼んだのよ」

「ははは、原さんも男に興味があるんですね?」

「うふふ、そうしたら團君だったもの驚いちゃった。」

「では、伊藤さんの同僚?」


「上司です。警察庁採用で渋谷警察署刑事課

出向中、階級は警視です」

「そうか、警察キャリアですね」

「あの時のお礼がしたいわ」

美咲は亮の胸に顔をうずめた。

「お願い時間を戻して」

「は、はい」

亮は美咲を渋谷の自分の部屋に連れて行った。


「凄いマンション、分譲でしょう。お父様の」

「自分で買いました」

「給料いいのね」

「ええまあ、あれから9年ですね」

亮は美咲と一緒にテニスをした時の事を思い出すと

美咲は涙を流していた


「すみません、原さん」

美咲の頬を伝う涙が唇を濡らし二人の初めての

キスはとても塩辛かった

亮は服を着たまま美咲をベッドに倒しキスをすると

美咲は興奮して亮のシャツを引きちぎった

「乱暴だなあ」

「当たり前よ、あなたが欲しかったんだから」


亮は9年間の思いを胸に美咲に対して

優しくそして丁寧に美咲を愛撫した

美咲の警察官として鍛えられた体は波打ち、亮の愛撫にこたえた

「ああ、欲しい。あなたが」

亮を受け入れた美咲は普通の女で

乱れ大きな声を上げた

「いく、いく」

美咲の全身の力が抜け、痙攣を起こし気を失った


亮は美咲が気づく前にそっとシャワーを浴びていると

美咲がバスルームに入ってきた。

「ばか、一人にして」

「ごめん」

亮は石鹸で美咲の体を洗った。


「まだ感じる」

美咲は時々体をピクピクさせていた。


二人がベッドの入ると、美咲が甘えていた。

「私、結構エッチね。ストレスが溜まっているからかしら?」

「落合先輩とは別れたんですか?」

「うん」

「彼は転勤が多くて」

「先輩は今何処に?」

「財務省の官僚で今九州の

福岡税務署署長やっているわ」

「そうか、財務省か」

「亮の研究成果みとめるわ、凄かったもの」

「ありがとうございます」

「さっきの答え最初にしましょう。あなたの彼女の存在は認めるわ、

でもあなたをあきらめない」


「はあ」

亮はどう答えて良いか分からなかった

「どうします?帰りますか?」

「泊まるわ、もう1発やろう。泊りで同窓会だ」

「よし、がんばるぞ」


~~~~~~~

翌朝、亮はフロントを出る時またスタッフに

別な女性と一緒に出るのを見られるのが恥ずかしかった。


亮は美咲と別れた後小山奈々美に電話をした。

「木本亮と申します、僕の事憶えていますか?」

「憶えています、パーティにいたイケメンさんね」

「不躾ですがもし良かったらお茶でもいかがですか?」


「うふふ、良いわよ。何かいい事あるかしら」

「こ、困ったなあ」

「仕事が空くのが7時過ぎなので食事が良いわ」

亮は奈々美が女優なので密かに入れる銀遊亭を選んだ

「銀座の銀遊亭知っていますか?」


「ええ、良く行くわ」

「そこのVIPルームで待っています」

「あそこにVIPあるの?」

「はい7時に」


~~~~~~~

「こんばんは」

銀遊亭のVIPルームに奈々美が入ってきた。

「こんばんは」

亮は真っ白な歯を出してにっこり笑った

「嬉しいわ、彼女に連絡先を教えてよかった」

「ありがとうございます、わざわざ来ていただいて」

「銀遊亭こんな部屋があったんですね」

奈々美は女優の自分が知らない部屋があった事に少し

傷ついていた。


「まず、自己紹介を」

亮は名刺を差し出した。

「松平さん、ⅮUN製薬にお勤めなんですね」

「はい」

「でも・・・」

奈々美は亮の平社員の名刺を見て何か言いたそうだった。


「松平さんあなたは?」

「父がこの店のオーナーと親しいので」

「そうなの?」

奈々美は機嫌を取り戻した。

「ええ、この部屋は一度入ると誰も入ってこないんです」


「お料理は?」

「後の扉を空けるとあるんですよ」

「あっ、本当だ」

「帰る時は非常階段で外へ出られます」

「すごい、でも怪しいわ」

奈々美は口を押えて笑った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ