金子紀子
「女優の佐藤いずみよ」
「知っています」
芸能界に無頓着な亮でも佐藤いずみを知っていた
「松田は証拠にも無く、今日は渋谷で待ち合わせして
女子大生の彼女とそこのラブホだ」
森は道玄坂を指さした。
そしてもう一人の写真を見せると
「内田めぐみという名だ。
葉子ちゃんと同じくらいの巨乳だぞ」
「それにしても好きですね。彼は」
亮は驚いていていた。
「二人を愛人にしていたら金かかるだろう」
森はあきれていた
「ええ、新人女優は50万が相場ですからブラス
女子大生が20万それにデート費用で
一ヶ月80万以上かかりますね」
「亮どうしてそんなこと知っているの」
「この前女優さんの小森奈々美さんに聞きました」
「松田そんなに給料もらっているの?」
「ええと、部長職だから1000万以上だよね」
「やはり、何処からか収入があるんだろうな」
「決定!」
葉子が手を上げると亮は冷静に葉子の手を降ろした。
「では、整理しましょう。DUN製薬販売の森田常務は
パーティを開いて女性を紹介し愛人を斡旋していた。
その時、覚せい剤を使って一部の女性を薬漬にしていた。
パーティの出席者に愛人を紹介して金がかかるようにさせ
金に困らせて、仕事を持ちかける」
「それは会社の情報だった」
森が亮に言った
「すでDUN製薬も松田さんがその被害にあっている。
われわれはその情報漏洩を防がなくてはならないと
言う事ですね。森さん」
「まず、直子さん」
「はい」
「ええ、三田記念病院の村田理事長を調べてください。
やはり愛人がいるかもしれません」
「そうなの、まじめそうなのに」
「昨日、森田さんと飲んでいたんです」
「はい分かりました」
「葉子さんは、男達と会って彼らの
素性と森田との関係を調べて」
「はーい」
「智子さんは松田部長の社内の
うわさ調べてください」
「はい」
「森さんは引き続き森田を調べてください、
かなりの人を同じ手で掴んでいるかもしれません」
亮がみんなに指示を終えると直子は逆に亮に指示をした。
「亮はメモを渡したあの女の子たちから情報を取って」
「ところで、森さんアシスタントは?」
「明日,紹介する彼女は非番だから」
「彼女って元の奥さんの妹だって
森さん結婚していたんだね」
葉子が冷やかした。
「俺帰るわ」
「森さん遊びに行くの?」
「バカヤロウ、今からラブホで出待ちだ」
森はドタドタと音を立てて帰った。
亮は翌日、金子紀子に連絡をとった。
「木本です。覚えていますか?」
「ええ、覚えています」
「食事でもと思って、いつ空いていますか?」
「今日はいかがですか?」
「じゃあ学校終わったら迎えに行きます」
亮は4時に青山の学校の前に車を止めて紀子を待った
その後ろにミニパトが止まり婦警が降りてきた。
「すみません、ここは駐停車禁止ですよ」
「すみません」
亮が窓を開けて顔を出すと
元早苗の同僚の婦警が笑っていた。
「あっ三原恵さん」
「こんにちは、松平さん」
「すぐに来ますので」
「できるだけ早く移動してください。
さもないと逮捕しちゃうぞ!」
「はいすみません」
「松平さん、今度この車に乗せてくださいね」
「は、はい」
三原恵は笑顔でミニパトを走らせて行った。
「こんにちは」
「あっ!NSⅩ」
紀子はなれなれしく亮の腕にだきついた。
「車詳しいいですね」
「うん、大好き!」
二人は車に乗り込むと、亮はⅮにギアを入れ
走り出した。
「私は誰からも誘いかからなかったわ、
さびしかったから木本さんに連絡取ろうと
思っていたの、ちょうど良かった」
「すみません、僕達のせいかも・・・」
亮は車を走り出した
「でも、この間の誰からもうすぐ返事来ると思いますよ」
「紀子さん愛人志望なんですよね?」
「うん、ダンスとか演技のレッスンに月謝かかるから」
「月いくらなんですか?愛人料」
「ええと私の場合は月4回で20万円」
「木本さんなら10万でいいよ」
「ごめん、僕はそう言う付き合いは」
「うそ、ただだよ」
紀子は本心から亮と付き合いたかった
「この前の主催者って誰ですか?」
「森田さんだと思う」
「その森田さんとは何処で知り合ったんですか?」
「大学の友達の紹介」
「その子も愛人やっているのかな?」
「うん」
「名前は?」
「言って良いのかな・・・内田めぐみ」
内田めぐみは松田と会っていた大学生だった。
「さて何を食べますか?」
「焼肉がいい、銀遊亭の」
「うっ」
亮はまた銀遊亭の肉かと唖然とした
「肉だめ?」
「いいえ」
「高い?」
「いや」
「そこに行こうよ」
「はい」
亮は青山通りをまっすぐ走って葉子と
行った渋谷の吟遊亭へ行った。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ」
入り口に立っていた店長の山口が言った
「毎度ありがとうございます」
「個室空いていますか」
「はい」
「へえ、木本さん常連なんだ」
紀子が嬉しそうに言った
「ええ、まあ」
部屋には入るとタブレットが有りそれで注文をした。
「タン塩とカルビとロースとハラミの上で良いですか?」
「私の好きなものわかった?」
「はい」
葉子と同じものだけだった。
さすが人気四品目
「僕は車だからお酒飲めないけど、赤ワインでいいですか?」
「うんうん、赤ワイン好き!」
紀子は焼き上がった肉を嬉しそうに肉をほうばった
「おなかいっぱい」
「じゃあでますか?」
「そうか。じゃあせっかくだから
ドライブに連れて行って」
「うん」
「どこがいいですか?」
「海」




