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グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
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合コン

「森さん何かわかった事ありますか?」

「うん、ヘンケル製薬の会社所有のマンションが

グランドベイ浜松町の1102号室だ」

「おそらく本国から来る取締役用に買ったものでしょう」

「はい」

料理が届いてみんなが食べ始めると亮が指示した。


「そろそろ薬飲んでおいてください」

「はい」

それぞれが媚薬を取り出し口元にそれを

運び四人でそれを水で飲んだ。

「乾杯」


パーティ会場が開き、亮は3万円を払い女性たちは

名前を書き手続きをして入場した。

会場は沢山の食べ物と飲み物が用意され

普通のお見合いパーティの様子だった。


ただ、違うのは男性が風格のある40歳以上だった。

それに対して女性はモデル系、女優系、アイドル系、女子大生系

綺麗で上品な感じの女性ばかりだった。


司会の人間がマイクを持って案内をしていた。

「お飲み物は、自由に飲んでいてください」

「はい」

「女性の皆さん、お名前は?」

「直子です」

「智子です」

「葉子です」


「皆さんセクシーでお美しい」

「うふふ、努力したもの」

そこへみどりが来て亮と直子に挨拶をした

「みどりちゃん、このパーティは何なの?」

「合コンパーティかな」

みどりが直子と亮に答えると直子はホッとした

「良かったスワッピングじゃなくて・・・」


「そんな品の無いパーティじゃなさそうですよ」

亮は周りを見渡した


森田とみどり、亮達を入れると男性十人と女性が十五人

合計二十五人の男女が集っていた。


亮は周りをキョロキョロと見ていると

男達はフェロモンに引かれ、直子や智子や葉子に近づいてきて

ひげをはやした男が亮たちのいるボックス席に座って

葉子に話かけてきた。


「美しい方ですね」

「ありがとうございます」

「あっどうも、水野と申します。TVの仕事を」

「葉子です」

いつのまにか水野は葉子に体を寄せていた

一方亮の脇には若い女性がニコニコして

近づいてきて大きく頭を下げた


「こんばんは金子紀子です」

「木本です」

「木本さんは何の仕事をしているんですか?」

「ぼ、僕ですか?」

亮はいきなり仕事を聞かれて驚いていた


「はい」

「ごめん、製薬会社に」

「ええっ?若いのに凄い!」

「ごめん、話が見えない。説明してくれる」

亮は紀子の耳元で囁いた


「うん、ここに来ている男性は

お金持ちで、愛人を探しているって

 聞いたんだけど」

「なるほど」


亮はパーティの意味がわかって来たが

自分が何故入れてもらえたか

分からなかった。

「ごめんなさい、紀子さんまた後で」


亮は立ち上がって直子と話を

しているみどりに話しかけた

「すみません、みどりさん」

亮は耳元で囁いた


「はい」

「ここに来ている男性、

みんなお金持ちみたいですね、

 どうして僕が入れたんですか?」


「うふふ、直子さんに悪いんだけど私もう

一度あなたに会いたかったの」

 「そ、そんな」

 「主催者にはあなたは金持ちのお坊ちゃんと言ってあります

  堂々としてください」

 みどりは声を普通にしたので話が聞こえた智子が

答えた。


「あら、お坊ちゃんは正しいわよ、みどりちゃん」

「本当!どうりで。雰囲気あるもの」


¬~~~~~~

「こんばんは、お話しませんか?」

直子に男の声をかけて来た男性が現れた

「はい」

直子は笑顔で返事をすると

亮は直子に合図を送ると紀子のところに戻った。


「あの紀子さん、タレントさん?」

「ええ、学生兼タレント」

「そう言えば見た事あります。TVTの

火曜日の1時15分から放送している

深夜番組のアシスタントですよね」


「はい、見たことあるの、嬉しい」

「たまたま、偶然に」

亮は人並外れた記憶力で一度映像で

見た事は決して忘れないのだった

「紀子さん、僕は愛人を探していないので

他の男性と話をした方が

いいかもしれません」


「そうなんですか。残念、

でもまたお話に来ていいですか?」

「はい」

亮はさわやかな笑顔で紀子に微笑んだ。


~~~~~~~~

葉子には小太りの派手なスーツを着た男が近づいてきた。

「秋山です。モデル事務所をやっています。大きな胸ですね」

「ありがとうございます」

「サイズを聞いていいですか?」


「75のGです」

「本物?」

「はい本物です。葉子はドレスの襟を少し下げてみた」

「ほう」

秋場はブラの上の方から胸を覗き込んだ


「うふふ」

「ほんとうだ、グラビアアイドル

になれるよ。今すぐにでも」

「ありがとう」

「実はこのパーティなかなか若くて

いい女性が来ると言うので

 スカウトがてら参加してみたんだ」

「そうなんですか」


~~~~~~~

司会者がゲームを始める事にした。

「みなさん一通り挨拶が終わったと思いますが

 より親しくなっていただくために抽選で相手を

決めさせていただきます」

そこにアシスタントの男が番号札を配りはじめた


女は赤 男は黒のカードが配られ

亮の相手はみどり

葉子の相手は水野

直子の相手は秋葉

智子の相手は横山

という60歳ほどの男で

それぞれカップルになった


「カップルと10分間お話してください」

司会が話をするとさっそく亮はみどりと話を始めた

「よろしくお願いします」

みどりが小さく頭を下げた


「みどりさんはこの主催者と親しいんですか?」

「ええ、まあ」

みどりはその先をはっきり言わなかった

「みどりさん、このパーティは?」


「簡単に言えば大人の合コン」

「なるほど」

「実はみんな愛人をここで探しているのよ」

みどりは亮の耳元で囁いた


「ここに参加する男性はお金持ちなんですか?」

「ええ、主催者のコネクションで大きな会社の

 社長さんとか来ているわ、時々政治家秘書も」

「秘書?先生の代理で先生の好みの女性に声をかけて

 連れて行くの」


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