女子高生
亮はベッドで寝ている二人の女性を起こした。
「おーい、起きてくれ」
「ええ、もう帰るの?」
「だって昨日男たちに襲われそうになって終電が無いからと
言われて泊めてやったんだぞ、
もうとっくに電車動いているんだから帰れるでしょう」
「わかった。じゃあシャワー浴びさせてよ」
「いやです、バスルームに毛が流れて汚れるしタオルも汚れる」
「ケチ!」
「でもこの部屋いいね。また泊まろうかな」
二人は立て続けに話しをした。
「嫌です」
「こんないい女いるのに何もしないなんてもったいなくない」
「もったいなくない」
「えーっ、みんないい女だっていうよ」
チラチラとスカートをめくった。
「じゃあ、その男とやってください、
僕は女子高生とはやりません」
「もうすぐ卒業だもん」
「受験は?」
「推薦で決まっている」
「だから遊び回っているのか?」
「だって彼氏が欲しいんだもん」
「ナンパされても彼氏できないよ
もっといいところで男探してください」
「そう言えば、あなたの大学どこ?」
「東大」
「うそ」
「うそじゃないよ、ハーバード大学も出ている」
「こんなすごい部屋に住んで親がお金持ちなの?」
「いや、僕が自分の金で買いました」
「だってDUN製薬の名刺くれたじゃない」
「そうだよ」
「そんなに給料が良いの?」
「はい、大変稼いでいます。
だからまじめなサラリーマンと付き合ってください」
「ええ、ウソ!」
「じゃ私の彼氏になってよ」
「嫌です」
「だってまだ処女だよ」
「処女が良いとは限らないですよ」
「じゃあどうすればいいのよ」
二人が抱き合って泣き出した
「良いですか、いくら友達と言っても、
同じ男と関係したくないでしょう
お互いやきもち妬くし
自分に合った男を探しなさい」
フェロモンが出している亮と二人は離れるのが辛かった
「じゃあ私の名前覚えて置いてよ」
「いいですよ」
「神村由香18歳」
細身で足の綺麗な女性で知的な顔立ちだった。
「三野美智子18歳」
年齢の割に大人びていて唇がセクシーだった。
「名刺と違うけど團亮27歳、嫌味を言って悪かったね。
卒業したら会いましょう」
「どうして名字が違うの?」
「大人の事情だよ、それは今度会った時に」
「うん、卒業したら」
二人は素直に掃除を始めたベッドの
シーツを変えたり、掃除機をかけた
「私諦めないから、歳上好きなんだから」
由香が亮の目を見つめた。
「どうでもいいけどお酒は二十歳まで飲んじゃダメです」
「私は了解」
由香は答えた。
「ええっお酒飲まないと遊んで貰えないよ」
「男はお酒飲ませないとやれないからな下心なんです」
亮は美智子に応えた。
「ふーん、そうか」
「でもお酒飲んでいないけど團さんと
やりたいんだけど、それはなぜ?」
美智子が聞いた。
「簡単に言うね、とにかく卒業したら連絡ください、
お祝いに焼肉でも食べましょう」
「はーい」
二人を追い返して掃除をしていると直子から電話があった
「お久しぶりです、新しい病院の方はいかがですか?」
「すごく働きやすい」
亮は内村を新橋病院で誘惑してくれた事に感謝した。
「ばれちゃった?それより、今度の病院凄く良いよ。
環境も待遇も、ところで團さんって誰?」
「ああ、あの病院紹介してくれた人です」
亮はまだ自分の本性を知らない直子に病院の
オーナーである父親の事を隠した。
「そう、ずいぶんその方に世話に
なっているみたいですね、あの病院」
「はい、だから安心してください」
「ありがとう。ところで、貰った漢方で凄く体が楽だけど、
患者さんと医者に誘われて大変。触られまくりよ」
「副作用って言うか、こっちがメインです。媚薬ですから・・・」
「でも触らせて患者さん元気になるなら良いかなと思って」
「あはは、そう言うものかな?」
亮は笑って答えた。
「ところで、亮の会社の系列会社のDUN薬品販売の人と
うちの看護師と付き合っているらしいの」
直子が心配そうに言った。
「個人の問題だから何も言えませんけど」
亮はたとえ不倫でも文句を言えるのは
奥さんだけだと思って言った。
「それだけならいいけど、その子仕事の
ミス多いのよ。何かあったのかしら?」
「恋の悩みじゃないですか?」
亮も恋愛は個人の自由だと思っていた。
「ただ、医療事故につながりかねないでしょう」
「そうですね、それは大変です」
自分の父親がかかわっている病院が医療事故を起こす事は
大変な問題だと亮は気が付いた。
「その子は宮崎みどり23歳、今度亮に紹介するね」
直子は自分を助け出してくれたようにみどりを助けて欲しかった。
「ところで亮、今日は何してる?」
「今度引越した部屋の片付けしています」
「ほんと行ってもいいかな?」
「ええ、今から絵里子さんが来ます、
一緒に鍋でも食べませんか?」
「はーい行きます」
亮は絵里子と連絡を取って駅で待ち合わせをし買い物をして
絢香は亮から手を離さず一緒に歩いていた
「絢香、亮の事好きみたいね」
「僕も好きですよ」
亮は絢香と目を合わせた笑った
絵里子は亮マンション着いて驚いいていた
「すごいわね、高かったでしょう」
「はい」
「お父さんが買ってくださったの?」
「いいえ自分のお金で」
「もう贈与したの?」
「あっしまったやられた」
「何?」
「父から買ってしまった」
「そうね、贈与の方が安いのに」
亮は悔しがっていた。
「しょうがないわ、支度しましょうエプロンある?」
「はい」
亮が渡すと絵里子は料理を始めた
「亮は絢香と遊んでいて、
もうすぐ直子さんも来るでしょう」
「はい」
しばらく絢香は部屋内を走り回わっていたが
電池が切れたように眠ってしまった。
亮はベッドに絢香を寝せると絵里子にキスをした。
「そう言えばこの部屋に入った時、女の匂いがしたんだけど」
「えっ」
亮顔から血の気が引いた。
「ええと…」
亮がしばらく返事に困るとあきらめて答えた。
「実は昨日女子高生が泊まりました」
「えっ女子高生とやったの?」
さすがの絵里子は穏やかでいられなかった。
「いいえ、なんか悪い男に追われているので
助けてくれって、本当です、何もしていないです」
「そう良かったわね」




