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グッド・ジョブ媚薬 1部  作者: 渡夢太郎
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マンション

秀樹はスマフォを見た。

「新築のタワーマンションの部屋が空いているぞ、高いけどな」

「えっ!今の給料で払えますか?」

「いや、難しいだろうタワーマンションの分譲だから」

「いくらですか?」

「25坪で家具付き2億1千万円だ、

フロントにはコンシェルジュいて

その代わりコンビニ、レストラン、バー屋上では

バーベキューもできてもちろんプール付きジムそれに

ペットも飼える管理費はお前の給料だな」


「そうか・・・買いますよしょうがない、

ただしドルですよ」

「ああ、構わない。

それに値段が上がるから心配するなよ。

しかしよくそんなにお金を持っているな」


「ええと子供の頃から株でコツコツと

お金を貯めて、アメリカに行って株で

一挙に儲けてましてナチュラルグリルの

役員報酬とナチュラルグリルの上場でももっと」


「それは俺もそれで儲けさせてもらった」

「それよりどうしてそんな高い

物件を持っているんですか?」

「税金の関係だし儲かるからだよ」

「了解です」


月曜日の朝、智子は約束どおり何も無かったような

態度をとってくれが、制服のスカートの丈は異常に短く、

男性社員はその中身を覗き込んでいた。

「今日会えませんか?」

メールが智子から亮のPCに届いた。


「あっ」

亮は斜め前の席に座っている智子を

見ると智子は笑っていた。

「ちょうどよかった、渋谷で会いましょう」

「渋谷、了解です」

亮と智子はハチ公で待ち合わせをして

松濤に向かって8分ほど歩き商業施設の

上階23階に行った。


「ここ何?」

「僕が買ったマンションです」

「買ったの?」

「ええ、一人暮らしをしよと思って」

「ここ幾らするの?」

「2億1000万円です」

「ええ?」

智子は一桁違うと思っていた。


ドアを開けるとリビングのソファー、

壁にテレビ、キッチンには鍋類、食器棚には皿が

ベッドには布団も用意されていた。

「わあ、私此処に一緒に住みたい」

「だめですよ~、両親と住んでいるんだから」


「でも、ここでエッチできるね」

「まあ、そうだけど・・・・」

うふふ、智子は広いリビングを踊っていた。

「ところで、用ってなんですか?」

亮は話を聞きながらキッチンの物を探していた。

「あった!」

亮は紅茶を入れてテーブルにもってきた。


「ありがとう」

智子は一口飲んで手帳を見て話し始めた。

「内村の件で調べたわ。私の大学の友達で

内村の会社に勤めている

山形広子さんに聞いたら彼女の後輩で、

内村と噂がある子がいるのですって」。

「はい」

亮がうなずいた。


「私、今度の金曜日内村と会う事になっているから

絵里子さんとのセッティングお願いします。

この娘が内村と噂のある女性です」

智子は山形広子から送られてきた

写メールを亮に見せた。


「木島葉子22歳」

「可愛いですね、アイドルみたいだ」

智子は喜んでいる亮を無視して言った。

「内村の行き先は4年間いつも同じ、

新宿のショットバーサラム、

和食湊、焼肉香味亭

ホテル代以外は経費で落としているの」

智子は嘆いて言った。


「食事は個室だから、接触するとしたらサラムしか無いね」

亮は絵里子と内村の接触はショットバーしかなかった。


「この部屋、連れ込めるよね。渋谷でナンパして」

「あはは、出来ない事はないね」

亮が答えると智子はいきなり亮の尻をけ飛ばした。


~~~~~~

翌日、亮はスマートフォンの写真をもとに

大手町の五島商事から木島葉子の後を追かけた。

葉子は可愛い顔だけではなく上着の上からでも

分かるほど胸が大きく電車の中で若い男の

目を引くほどのスタイルだった。


半蔵門線渋谷駅の階段を上がって地上に出た

葉子はセンター街の入り口に立っていると、

若い男性が来て葉子の肩を叩いた。

男は学生風で葉子と二人は若い恋人同士に見え、

男はTシャツにGパン姿で気どらない格好を見ると

付き合いは長い様子だった。


二人はセンター街の居酒屋に入り、

亮はその店の入口が見えるハンバーガー店に入り

亮は1時間ほどセンター街を通る人を見ていると

一組の女性達が亮と目が会い店に入ってきた。


「すみません」

二人の若い女性が亮に声をかけてきた。

「はい?」

亮が返事をするとニコニコ笑って聞いた。


「あのう、モデルの方ですか?」

「えっ?僕は一般人ですけど」

「うそ、じゃあ名前教えてください」

一人の女性が聞いた。

「はい、いいですよ」

亮はDUN製薬の名刺を渡した。


「ああ、DUN製薬本当にサラリーマンだ」

二人ははしゃいで亮に聞いた。

「これからデートですか?」

「いや、でもちょっと用があるのでここで待っているんです」

「じゃあ、後で電話していいですか?」


女性の一人が言うとスマフォを取りだした。

「ええ、いいですよ、それよりLINE交換しませんか?」

「はい」

亮は二人のバーコードでLINEID交換を

していると葉子が目の前の居酒屋から

ふらふらと出てきて財布を開けて

2万円を男に渡していた。


「ごめん、用ができちゃった。

僕渋谷に住んでいるからLINEくださいね」

「はーい」

女馴れして来た亮は女性に対して平気でLINE交換が出来た。


亮は外に出て葉子に近づくと葉子は男と109の前で別れ

寂しそうに井の頭線に乗った。

月曜の9時過ぎの井の頭線は混雑しており、葉子は数人の男性に

囲まれ胸やお尻を必要以上に触られていて、なるがままになっていた。


「しょうがないなあ」

亮はつぶやくと葉子の体に触れている三人の男の

一人の後ろに回り耳元で囁いた。

「痴漢は止めましょう」

男は青くなって逃げ出しもう一人も逃げ出した。


残った男は大声をあげて突然

亮に殴りかかると亮はその手を掴み

ながら自分の腹の方のそれを

引き男の首の上に乗って

フェイスロックを掛け、手首を男の

こめかみに当て亮は反り返った。

「うううう・・・・」

男は苦しくて声も上がられなかった。


「大丈夫ですか?」

亮は葉子を抱きかかえ隣の車両に移った。

「すげーサブミッションだよ」

プロレスに詳しい客が亮の対処を見て驚いていた。


葉子は吉祥寺の駅を出るとすぐにしゃがみこんで吐くと

亮は背中をこすった。

「大丈夫ですか?」

葉子は抱きかかえていた亮にやっと気がついた。


「ありがとうございます」

「寒気しませんか?」

「はい少し」

「家はどの辺りですか?」

「歩いて10分くらいです」


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