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現世の彼方から  作者: サンクル
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第1話 異世界からの伝言

初めまして、サンクルというものです。今回、私が初めて執筆する「現世の彼方から」という小説をこちらの小説家になろうというサイトで掲載させていたただきます。初めて書く小説ですのでつたない文章ではありますが楽しんで見て頂ければ幸いです。感想では批判や指摘については書いていただくとこちらの小説の改良につながるので書いていってください。自分では気づけない所もあるので…。ただし、人を貶すような書き込みや誹謗中傷、小説に関係のない書き込み等はお控えるようお願いいたします。また、こちらの小説はカクヨムでも掲載しているのでそちらもご覧ください。(カクヨムのほうが少し早く投稿されます)


「みれいちゃんはお父さんがいないの?」

 そう友だちに言われたとき、わたしは頭がまっ白になった。

 わたしにはお父さんがいない。お母さんは、「お父さんは、遠い遠い所にいるんだよ。」と言っているけど、わたしが「じゃあ、なんで帰ってこないの?」というとお母さんはなきながら「ごめんね…、ごめんね…。」とあやまってくる。


 





 分かってた。本当はお父さんがいないこと。


 






 分かってた。もうどこにもいないこと。








 







 …分かってた。にどどあえることはないってことを。


 


 











 まわりの友だちはお父さんがいて、わたしにはお父さんがいないことにわたしの家族はふつうじゃないんだ。と思った。友だちはわたしのことを心配していたみたいであやまったり、だいじょうぶだよと声をかけてくれる。同じクラスの男の子たちはお父さんがいないことをからかっては先生におこられている。運動会は父親がカメラをもってみんなのしゃしんをとったり、じゅ業さんかんはみんなが親がくるかこないかを楽しげに話す。


 わたしにはない。そんなのない。いちどもない。

 わたしはふつうじゃないの?お父さんがいないってそんなにおかしいことなの?

 みんながうらやましい。ともだちにしっとしたことだってある。お父さんがうざいっていう子にはだったらわたしにちょうだいって思ったことがある。


 家にあるしゃしんにお父さんがうつっているしゃしんは一まいもない。お母さんは「仁は、写真が好きじゃないから。」と言って、わらってた。


 なにそれ…。しゃしんがすきじゃないってどういうこと?しゃしんのなかでもあわせてくれないの?わたしはお父さんにかたぐるまをしてもらったことも、いっしょにあそんだことも、テストで100点をとってほめられたこともない。


 お母さんに「お母さんはお父さんがいなくてさびしくないの?」と聞いたら、

「寂しいけど、未怜がいるから大丈夫よ。」と言う。

 うそつき。本当は夜にお母さんがないているのをしっている。本当は会いたくて会いたくてしょうがないんだ。でもわたしがいるからお母さんはお父さんをさがしに行けないんだ。おまわりさんたちもいっしょにさがしてくれるけどあまりきちんとさがしてはくれない。おまわりさんたちの話の中にもうお父さんはしんでいるということを聞いた。



 ねえかみさま。もしわたしの話を聞いているのならおねがいがあるの。たん生日プレゼントもクリスマスもいらない。ただひとつおねがいを聞いてかなえてほしい。















 お父さんに会いたい…。















『いいよ。会わせてあげる。』















 その日、少女はある夢を見た。この世の者とは思えない程の美女が自分自身に語り掛けている。少女は夢だと分かっていながらもその美女が【神様】であると認識した。だったら自分の願いを叶えてほしいと【神様】に向かって言った。【神様】はその願いを叶えてあげるため【魔法】を唱えた。少女それを見てどこか引き込まれるような感覚を抱いた。


「未怜、ご飯よ。起きなさい。」


「早くしないと学校に遅れちゃうよ。お友達の花音ちゃんが下で待っているわよ。」


「未怜、早く起きないさい。未怜?未怜………えっ………。」















「未怜どこに行ったの?」















 この日、とある町で女子小学生が行方不明になる事件が起こった。行方不明の女子小学生は片岡 未怜。この辺の小学校に通っている小学3年生である。片岡 未怜の母親である片岡 恵里は昨日まではベットで寝ていたが今日の朝にはベットからいなくなっていると証言している。警察の事件を誘拐事件とみなし、捜査と開始している。また、この小学生の父親である片岡 仁も同様に行方不明となっている。















「…?」

「どうしたの?」

「どこか懐かしい気配を感じてな…。」

「それって前に一緒に戦ってた仲間のこと?」

「いや…それとはまた違う気配だ…。」

「ふうん…。まあ、何でもいいけどこっちの依頼はしっかりとやってね。」

「ああ、無論だ。」

「頼りにしてるからね。















 ”ジン”。」











いかがだったでしょうか。まだ始めたばかりで分からないことだらけですが、これからどんどんうまく書けるように勉強していきたいと思います。そして無事に完結まで持っていけるように毎日1話投稿できる体制をとれるようにしていきたいですね。

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