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200文字小説

本当はさよならを言いたかった

作者: 楠木 翡翠

【作者より】


拙作は瞳さま作の『時の流れ(200文字小説)(http://ncode.syosetu.com/n3968do/)』を原作にして書かせていただいた二次創作です。

 僕は今、電車に揺られている。


 今まで見慣れていた故郷(ふるさと)の景色からどんどん新たな土地の景色へと変わっていく。


 僕はふと思った。


 君は今、どこかで泣いているのだろうか? と。


 いつも一緒に遊んだり、たわいのない会話で笑いあってきた仲間が少しずついなくなった。


 僕は君に無言でこの地を去ってしまった。


 ごめんな。


 本当ならば、君に「さよなら」を言ってから別れたかったのさ。


 またどこかで君に会えると願っているから。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 悲しみがひしひしと伝わってきます。 [気になる点] ないです [一言] 切ない…
2016/10/08 22:35 退会済み
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