嘘吐き少女と嘘好き少年
少年は、目の前の可憐な少女に、不安気な表情で問い掛けた。
「君は、僕の事が本当に好きなの?」
すると、少女は、目の前の暗鬱な表情をした少年に溢れんばかりの笑顔を浮かべながら答えた。
「私は、本当にあなたの事を愛しているわ。」
その言葉を聞いた少年は、少女に向かって嬉しそうに目を細めて微笑んだ。
少女の言葉が全くの嘘だと知りながら。
そして、少女は、自身の細い腕を少年の身体に巻き付けた。
少年が自身の言葉を嘘だと気付いている事を知りながら。
何も考えず書いたので、滅茶苦茶です。
でも、気持ちはスッキリです。