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楽しい日常は、いつもちょっとした出来事で消え去っていく。  作者: きなこもち
兄(王)と妹(女王)の覚醒
2/2

兄(王)と妹(女王)生まれる

-なんか…あったかくて、なぜか…安心する。ここはどこだろう?どうして僕はここにいるんだろう?-


暗闇の中ぼんやりと薄く光る空間。

なぜ自分がここにいるか、どうして言葉…というもののを話せれるか、理解できるのか、全く分からなかった。

しかし、ふとあたりに、確かにそこに何かがいることはわかった。


-ねぇ。ねぇ。そこに誰かいるの?-


-…-


-ねぇ。ねぇってば。聞いてる?-


-うるさいです…-


-え?-


-うるさいです…!-


-ひどいな。君は誰?ここはどこか知ってる?あとあと…!-


質問した。僕はこの暗闇の中誰ともいえぬ何かに、ただただこたえがほしくて、とにかく質問した。


-だから…!うるさいです!!少しは黙ってください…!黙らないとその舌ひきちぎりますよ?-


だが、その答えが恐かった…ハハハ。


-…ごめん。でも、君は誰なのか教えてよ-


-私は、わたしは…あれ?わからないです…-


-それって…-


段々と明るくなっていく視野とともに、背後にいる彼女から発せられる言葉…に耳を傾けた。


-まぁ、きっともう少しで何か分かるんじゃないですか?多分…-


結局何も聞けず、次第に真っ白な壁の景色がみえた。


「うぅ!う…ぁあ…くっ…!!」


悲痛かつ必死の声とともに


「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「おぎゃあ!おぎゃあ!」


「男の子と女の子!無事成功しました!」


「ハァハァ…。よかっ…たぁ…。」


辛い顔から一変、その顔は幸せというものでうまっていた。

「ぜひお抱きになってください。」


-あれ?この人誰だろう?なんで僕はこの人に抱かれてるのだろう?-


-さっきから質問ばかりですね。たまには静かにできないのですか?-


「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「おぎゃあ!おぎゃあ!」


「フフッ。仲良しっこかな〜?ハァハァ…」

「ありがとう…カレン…。君のおかげで…。」


-綺麗な白い髪…くすぐったいや。どうしてこの人は泣いてるの?-


-知らないです。でも、なぜか安心します-


「綺麗な青い眼、透き通るような白銀の髪、そしてこの可愛い顔、この子はアリシア。」

「ハハッ。きっと君に似たんだね。じゃあ、これからアリシアを守る黒髪のお兄ちゃんは、シュウだ。」

「フフッ。シュウ…あなたにそっくりで、力強い眼をしてるのね。熱くてでも優しさを感じる真っ赤な眼。」


-ハハッ。僕、シュウだって-


-私は、アリシアです-


「ん?おい、カレンみてみろ。」


-僕達、パパとママの子供みたいだね-


-そのようですね。私が妹なのは不愉快ですが-


「え?あら、フフッ。」


-そんなこと言わずにさ、これから仲良くしようよ。アリシア-


「アゥーアゥー!」


-はぁ…フフッ。仕方ないですね。これからよろしくです。シュウ-


「キャハハ!」


「笑ってる。」2人の父親と母親は満面の笑みで我が子を見つめた。


--こうして、不思議な出逢いを果たした


僕、兄シュウと

私、妹アリシアが


平和な世界に生まれてきた--

いや〜…この頃寒すぎですな〜…ガクガク震えながらこの小説かいてますよ〜…。


さて、今回のお話、兄妹生まれる!の話ですが…なんと赤ちゃんなのに言葉が喋れて考えることができる!というスーパーベイビー、シュウとアリシアですが…!なんか今回会話が多かった気がします…汗

まぁ、どのようにしてこれから2人が成長していくのか。乞うご期待です!


ちなみにタイトルもまだ正式に決まったわけではないので、意見などありましたらください!あ、あと、父のアルベルト、母のカレン、息子のシュウ、娘のアリシア、またまた小説の内容にこっていたせいか…小説をかいていてふと思いつきでかきました笑

そちらの方も何かあったら気軽にコメントしていってください!それでは次回話で!

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