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Funny love  作者: けいたん
1/1

俺は嫌い

どうも、はじめまして。

けいたんと申します。ド素人小説家でございます。


ピクシプで小説を投稿していたのですが、

体調不良の原因で辞めましたが、

もう一度チャレンジしたいと感じ、


このサイトで小説執筆に挑戦してみました。


不甲斐ない小説を執筆していますが、

見てもらえると幸いです。


よろしくお願いします


告白されるなんて二度とない


完璧主義の彼女、俺は彼女の事が嫌いだ。


彼女は何に対しても完璧すぎるのだから、


勉学、友人関係、部活、様々な面で完璧。


彼女には「敗北」という言葉はないぐらいだ。


人間には一つでも欠けているところはあるのだが、彼女には一つもない



~第一話~俺は嫌い


キンコーンカンコーン

チャイムの予鈴が鳴った。今日の授業はこれで終わりだ


俺、唐松 正 錦江高校の一年である。

そして隣にいる変態は同クラスの石嶺だ。彼はクラス一番の変態だ。


中学の修学旅行では、女子風呂を覗いたり、女子更衣室に盗聴器+盗撮器を仕込んだことがある。


悪い意味でこ奴は、この学校で有名人なのだ。


「からま~つ、今日一緒にAV借りに行かないか~」


教室で淡々と恥ずかしいことを喋る石嶺


周りには女子もいるのにな…


「だが断る」

俺はサラッと断った。


こ奴と絡んでいると俺も変態扱いされているからだ。

まぁ、女子の間では「あいつらできてるんじゃないか」と思っている奴は複数いるという噂があるけど。


どうでもいいが、受け攻めなんだろうな


「なんでだよ~昨日可愛い子のAV見つけたのによ~しかも熟女だぜえ」


駄目だ、こいつ早くなんとかしないと


「とにかく、俺は委員会で忙しいんだ」

一応俺はこう見えても図書委員の副委員長である


「あ~そういえばお前委員会入っているんだっけ」

今更ですか…


俺はちなみに先輩のコネによって副委員長をやっている。


「そうだ、お前みたいに暇人じゃないんだから」

二度断る


「そっか~じゃあ暇の時一緒に行こうな、じゃあな~」

行かないからね(笑)


「はい、さよなら」

石嶺に別れを告げた。


さて、俺は図書室で仕事でもしますか。


図書室に移動


ガラッ

「すいません、委員長遅れました」

っと、会議5分が経過していた。

既に各委員長、副委員長が集まっていた。


環境委員、風紀委員、保健委員、体育委員、生徒会員、生徒会選挙委員


皆強者揃いだ。この委員の中には全体的に成績トップであり、優秀な人達が集まっている。


その中で、俺は一番地味な扱いをされている。


「遅いです。唐松君、会議は既に始まっているんです。早く御着席を」

っと、生徒会副委員長の「須川 孝介」は言った。


俺は椅子に座った。

因みに隣には図書委員の「二宮 里美」眼鏡っ子であり、本を愛する者


「では、話し合いを再開します」

会議が再開された。


会議後、俺は委員の仕事を終え、帰宅するために下駄箱へと移動した。


「おつかれさまでした~」「おつで~す」

生徒の声がまだ聞こえる


どうやら部活生徒たちだろう。


俺は委員の仕事により部活に入らない。

ってか、まず委員がなかったら帰宅部だろうな。


そう思いつつ、下駄箱の靴を取ろうとした瞬間


ポロッ


一つの手紙が落ちた


・・・・・・なんだこれ?


落ちた手紙を拾ってみたら、これは「ラブレター」だと確信した。


多分石嶺が仕掛けた罠に違いない。まず俺が女子に手紙をもらうことはない。


そう思いつつ、手紙を補助バックに入れ帰宅した。



~家~

「ただいま~姉さん」

そう言って、靴を脱ぐ。


「おかえり、正きゅん」

相変わらずきゅん付けはやめてくれ姉さん。


「どうするぅ、ご飯にする?お風呂にする?それとも……わた」

「シャワー浴びてくる」


っと姉さんの事をスル―する。


シャワーを浴び、いつもの食卓


食卓には俺と姉さんだけ。父母は旅行中。


最近姉さんのスキンシップが激しくなっているのは精神的に不安があるからだと思う。

大学生活で上手くいっていないそうだ。

友人もいないし、最近は外出も避けるようになっている。


料理や家事ができるから、親は将来的に結婚してほしいそうだけど・・・・・・

本人は嫌がっているそうだ。


「今日はねぇ、正キュンの好きなハンバーグにしてみました!」

「いつもありがとうね。姉さん」

本当に姉さんの存在が有難い。(俺は料理が苦手だから


「いただきます」


食卓でのコミュニケーションはいつもの様に下ネタばっかりだった。


「学校どう?楽しい」

「いや、別に」

こんな感じの普通の会話があることもある。


「そういえば、ラブレター貰ったわ」

「」姉さんが沈黙になった。


「嘘でしょ……見せなさいよ」

「そうだな、まだ女子から貰ったとは限らないけどな」

男子だったら最悪

補助バックから手紙を取り、それを姉さんに見せる。


「どう、姉さんこれ女子からかな?」


「」沈黙


姉さんは手紙を真面目にガン見していた。


~10分後~


「とりあえず、単刀直入に言うわ正キュン」

「うん、あときゅん付けないで」

「女性の勘だと思うけど、この手紙相手きっと女子だわ」キリッ


なに!石嶺の罠ではないだと。


「っで、どんな手紙内容だったの」

「いったて普通、シンプル」

俺も読んでみた。


正君へ


あなたが好きです。


小学、中学時代は恥ずかしく言えませんでしたが、


いまなら言えます。


明日放課後の屋上で待っていてください。


アシタカ・・・・・・色んな意味で興奮してきた


「何ニヤニヤしてるんだろうね、正きゅん」

「うわぁ……何もないよ」

背後から姉さんがスリスリしてきた。


「姉さん、やめて」

「やめない、離さない」

ねえさんは背後から俺を抱いた。


マジでやめて下さい。


「正きゅん、その告白断った方が良いと思うよ」

「なんで?」

「なんとなく」


なんとなくじゃ、断れない。 


そんな容易な理由で断るなんて勿体ない


ラブレターなんてもう二度とないかもしれないからな。

結論は明日次第だな


~2日目~

チユンチユン

いつもより爽やかな朝であった。

なぜか昨日のラブレターで興奮し、寝れなかったのは姉さんに内緒である。

姉さんは「大丈夫?学校休んだ方が良くない?」とか言っていたけど、

ただの寝不足で学校を休むほどではない


さて、今日の朝飯はなに作ろうかな。俺ら唐松家では飯当番などが決まっている。


朝は俺が作る。昼は購買のパン、夜は姉さんが作ってくれる。

勿論料理の腕は姉さんには劣るが、基本的に簡単な料理などはできる。


「今日のメニューは目玉焼きと食パンにしときました~」

っと、姉さんに伝えた。


「手抜き乙」

手抜きじゃねえよ


冷蔵庫に食材がないのであった。

「姉さん俺帰り少し遅くなるんでよろしく」


昨日の件についても少し関わりがあるから遅くなる。


勿論係りの仕事もあるがな


「うん、じゃ行ってら~」

姉さんはバイバイっと、手を振りながらさよならを告げた。


~学校~

キンコンカンコーン~

予鈴がなった。どうやらLRHが始まるようだ。

「キリーツ!礼!着席」

いつものように総務が言う


「皆さんおはようございます。今日も頑張ってください。以上」


先生の適当のあいさつが終了


一時間目は数学

文学以外は駄目な俺は数学なんて全然分からない。

勿論毎日絡んでいる石嶺は保険以外はすべてテストは赤点である。


「ハックッション!誰か噂しとるのかな」


石嶺が咳き込んで、皆苦笑。

「おい、石嶺お前なんか噂する奴なんているもんか」

「そんな~先生酷いっすよ。もしかしたら可愛い熟女が俺の噂してるかもしれないじゃないですか」


ない。

「石嶺……お前は勉強もしないで、ずーっとそんな事ばかり考えているのか?」

「勿論っす!」


その後、石嶺は職員室に呼ばわれ説教を受けたのさ。


~お昼休み~


体育の時間が終わり教室は男共の汗臭いにおいで蔓延されている。

女子達はなるべく男子から遠ざけて弁当を食っているのであった。


「唐松~飯食おうぜ」

石嶺が誘ってきた。

「おう」


机を二つ合わせて、食卓完成


「そーいえば、昨日のAV最高だったぜ!唐松!」

「へぇ」

駄目だこいつ早くなんとかしないと……

昼飯食うのにAVの話を聴かされた正だった。


キンコーンカンコーン

6時間目の授業が終了後、終礼


その後皆は部活、委員の仕事等がある。勿論帰宅部も大勢いる。

帰宅部の一人がこいつ変態(石嶺)だ。



「なぁ、唐松今日は一緒にAVレンタル付き合ってくれるよな?」


「委員の仕事あるし、あと野暮用もあるから無理」


「なんだよ、最近つれねぇーな」

っと、石嶺が(´・ω・`)←みたいな顔つきで帰って行った。


さて、今日も仕事っすか!


この時既にラブレターの存在などすっかり忘れていた俺だったのである。


続くかも



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