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組長失踪

 2026年8月、新宿で東神会と福田組の抗争が勃発。福田組の事務所にダンプが突っ込み銃撃戦が起きていた。そして東神会若衆の佐野智則も抗争に参加し、福田組組長の荒瀬を探していた。


 「荒瀬どこや!!」


 「上だ!」


 「しゃあッ!」


 佐野は他の組員と荒瀬の部屋へ乗り込むがそこに荒瀬の姿は無かった。


 「おい荒瀬!」


 「逃げられましたか」


 「兄貴!下は制圧しました!」


 1階の福田組は全滅したようだ。 佐野は2階の組員を撃ち殺しながらくまなく探すがどこにも居ない。

とりあえず膝蹴りして捕まえた組員に問い詰める。


 「荒瀬どこ行った?」


 「逃げたんじゃないィの?」


 顔を殴ってもう一度聞くが知らねぇとしか言わない。

 「俺ちょっと探してくるわ」

 

 「1人でいいんすか?」


 「お前らは後片付け頼んだ、もうサツ来るやろうし」


 「へい!」

佐野は単独で荒瀬を探しに街へ繰り出した。あちこちで聞き込みをするがそう都合よく情報は出ない。


 それと同時刻、もう一人の極道は動き始めていた。彼の名は矢部衛。東神会矢部組組長、根っからの戦闘中毒者で気まぐれな性格 彼はゲーセンに組員を引き連れクレーンゲームで遊んでいる。


 「親父、福田組でおっ始まってるようです」


 「へぇ…」


 「山本組が出張ってるようです」


 「ほほーう」


 「いやあのそんな他人事みたいn あうちっ! 」


 前に出た組員を引っ叩いて矢部は言った。


 「おめぇヤクザになってから何年目だ?」


 「さ、3年です」


 「ヤクザっちゅーんは殺し合ってナンボのもんだろ」

 

 「そうすけど…」


 「それがよ~抗争でいちいちビクついててどーすんねん アッー!」


 クレーンに引っかかったオシリ小僧のぬいぐるみが落ちて矢部は叫んだ。


 

 「おめぇが話しかけるから落としてまったやんけ」


 「すんません」


 その時外から若衆が駆け込んできて荒瀬が行方不明になっているのを告げた。


 「それマジですか?」


 「間違いないようです!」


 「それで今佐野が単独で追っかけてるようです!」


 それに矢部が反応した。


 「佐野おるんか?」

 

 「あっはい」


 「そりゃおもろそうやのう ちょっと全員来いや!佐野探しに行くゾ〜」



  「へい!」


 同時刻、東神会本部入口


 坊主でスーツを着た一人の男が門に近づいてきた。年齢は40代前後。


 「なんじゃい我!」


 複数の門番が止めに掛かるが一瞬で全滅させられる。

 

 男は本部に侵入し組員を殺しながら進んでいく。


 「なんの騒ぎだ?」


 「カチコミのようです 若いもんが行ってるんですぐ収まるかと」


 本部2階階段


 組員が発砲するも全て長ドスで弾かれ、流れ弾で複数の組員が死亡する。


 「死ねや〜!」


 一人の大柄な組員がミニガンを男に向けて撃ち始めた。しかし男は上半身を倒して弾丸をかわし、壁を蹴って飛び上がり組員の頭を掴み背骨ごと引きちぎる。

背骨を刀のようにして2刀流で銃弾を弾いて組員達を殺害していく。 


 「まていっ!」


 一人の組員が立ち塞がる。彼は斎藤雄三、東神会のヒットマンの一人で右目の切り傷が特徴的。


 

 斎藤は2本のドスを投げ、男はそれは軽くかわし長ドスで斬りかかる。


 「へっ」


 斎藤は装備していた鉤爪で受け止め火花が散る。一撃一撃が重くそろそろ斎藤も押され始めてきた。


 一瞬の隙を突いて斎藤の喉を突き刺して首を切断した。


 ついに会長の居る部屋へたどり着いた。会長は机の後ろに隠れ、他の幹部も椅子や机に隠れて構えている。

 男がドアを開けると幹部衆が一斉に発砲するも長ドスで全て弾いて幹部を一人づつ斬り殺してゆく。


 「わっわっ!」


 男の頭を撃つがかわされ身体を真っ二つにされた。


 隠れていた会長が顔を出し発砲するが案の定弾かれてしまう。


 「なんなんだお前は!?」



 「ただのおっちゃんだよ」


 そう言うと会長の頭をドスで突き刺した。


 数十分後、新宿



 佐野に会長が死んだ一方が入った。


 「なんだと?会長が!…分かった。そっちは頼んだ」

 

 一瞬込み上げたものを飲み込み冷静に電話を切った。


 「荒瀬の野郎… 細切れにしたる!」


 会長を殺ったのは荒瀬の仕業だと睨み彼を殺すべく歩き出した。

 


 

 一章完

 

 


 


 

 

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