主な登場人物及び設定。
登場人物と設定の紹介です。
読まなくても本編は問題なく読めます。
ストーリーや登場人物の設定を確認したいときに参考にしてください。
★「たまこい」のストーリーと構成★
男娼として生きることを強いられている男の娘・縁と、生き神として敬われている女の子・苑。
出会うと必ず惹かれ合う二人が、様々なエピソード(ルート)を構築していくことで、結ばれるためのトゥルーエンドへの道筋を見つける話。
※基本的には、各話を順番に読んでいただけます。
※各話を順番に読む読み方の他に、ルート探索しながら読む読み方もできます。
・各話の冒頭と末尾にルート分岐
・ルートに入るための条件
が記載されていることがあります。
★主な登場人物★
・寡室縁
主人公。
九伊家のために「穢れ」を受ける「禍室」の役割を引き受けさせられている少年。
九伊家の敷地内にある禍室に、生まれた時から閉じ込められている。
・九伊苑
もう一人の主人公。
九伊家の一人娘で後継ぎ。「神さま」
内気で優しく人見知りをする性格だが、芯は強い。
九伊家が運営する、中高一貫の進学校に通っている。
・六星里海
九伊家と遠縁の名家の息子。
苑の婚約者。
出会って以来、縁に恋をしている。事実上の恋人。
・三峰紅葉
苑の側付きとして、雇われている少女。
母親と共に、九伊家で住み込みで働いている。
世辞に長けたしっかり者。
・十谷縁
苑の学校の友人。
生物学的には女性だが、性自認は中性。
苑に恋をしている。
★設定★
・九伊家
元々は、その地方の神事を主った家柄。
有力者に対して託宣なども行っていた関係で、政財界とのつながりが深く地方を実質的に支配している。
本家は一族の中で神事を預かり、引きこもって簡素な暮らしをしている。
・寡室家
穢れを引き受ける九伊の分家で、本家預かりとなっている。
「寡室」は隠し名であり、「神室」→「禍室」が本来の字。
神女であり婢という両面を持つ家系で、性交によって九伊の穢れを浄化する。
・穢れ払い
「禍室」が行う神事。性行為のこと。
「禍室」が一族内で穢れを払えば払うほど「神さま」は清浄でいられるという考えのため、一族の人間を「客」として迎える。