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鍛治師?多分そのはずですよ?  作者: 羽柴飴李
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第六話

今回はリアルでの話です!今回は短めかも。

結局説明し終わったのはボス戦から2時間ほど経った後でした。ドラグくん達は明日のボス討伐に参加するそうなのでレベリングに向かいました。そういえばまだドロップ品を確認していなかったのですよね。んーと、基本的には黒狼の牙、爪、毛皮、肉くらいですね。後、魔石です!魔石は滅多に手に入らないらしくてベータの時はかなり最後の方の魔力の泉という名前の場所にいるモンスターのレアドロップで手に入ったらしいです。私が手に入れたのは闇属性の魔石ですね。


今なら大作が出来る気がしてなりません!結局夕飯ギリギリまでゲームをしてしまったのです。ですがかなりのクオリティの物が出来ましたよ?


「姉貴!夕飯だぞー」

「今降りますね?」


今日の夕飯はオムライスです!あれ?ケチャプが切れかけていますね。


「姉貴、明日の討伐の前にポーション買いに行っていいか?」

「はい、もちろん良いですよ?是非いらしてください。でもそんなにハイペースで無くなりますか?」

「一応言っとくけど姉貴が倒した奴は普通トッププレイヤーがレイドで挑むもんだからな?ソロで倒すもんじゃない」

「そうですか……、そうです!私は基本的に始まりの街のいるつもりなんです」

「第2の街にもマイホーム買えば良いだろ?金ならあるだろうし」

「……えぇ、考えておきます」


でも正直あの工房は気に入っているんですよね。出来ればあのままの場所に居たいですよ。多分今の所みたいな場所であればお金はそんなにかからないと思いますが何となく離れたくない気持ちです。


「あとさ、気づかなかったけどポーション今日半額にしただろ!! 気づかなかった俺らも悪いんだけどさ!」

「そのくらい良いじゃないですか?いつものお礼だと思ってください。薬草はリューくん達が採ってきてくれたおかげで沢山ありますから」

「それは武器のお礼だから!お礼をお礼で返してんじゃねぇよ!?」


貰えるものは貰っておけば良いじゃないですかね。そういえばリューくんにベータ時代の話を聞きましたよ。ベルルダちゃん達は同じクラスのお友達らしいです。年下に思えたので君付けとかしちゃいましたけど大丈夫そうです。見た目は私の方が幼いんですけどね。


早く明日になりませんかね?早く短刀を作りたいです。毒も沢山手に入ったので。


「そういえばさ、姉貴の装備って自作だよな?もし良かったら作ってくんね?」

「良いですよ。好みに合うと良いのですけどね」


私の今の装備はよく工場や工事現場の人が着てそうなつなぎです。でも上半身は着崩して腰のところで結んでいます。下にはちゃんと黒色のタンクトップを着ていますよ?ポーションを作るときはつなぎの代わりにショートパンツを履いて白衣を着ています。一応すべて私が作ったものですから効果にはそれなりの自信がありますよ!


「明日、ボス戦で素材が手に入るからそれ使って作って欲しい。布とかはNPCが売ってるやつだけど」

「金具とかは錬金で作れますからドーンとお姉ちゃんに任せて下さい!でも目立ちませんか?」

「そうなんだよ。武器はまだ隠しようがあるんだけどな。マジどうしようかな?あっ!一人姉貴に紹介したい奴がいてさ、会ってくんないか?」

「会うだけなら全然構いませんよ?ただフレンド申請は私の判断に任せて下さいね?ところでその方のお名前は?」

「シャオルって言う奴だよ。変な奴だけど悪い奴ではないんだ。変な奴だけど」


変な人って2回言いましたね?ですがリューくんがそう思うのなら会ってみるのは問題ありません。お客様増えると良いですね。ですが装備が目立つのは問題ですよね……。生産職が追いついていないうちは特に。隠蔽スキルでもつけれるようにしてみましょうか?そうと決まればゲームするのが楽しみになってきちゃいますよ!

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