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女流剣士、蒼馬が斬る。  作者: 美妃
6/6

……現代……

わたし「内藤藍葉」(ないとうあおば)


高校三年になった頃、お腹が目立ってきたので、休学をしていた。

もうすぐ臨月を向かえようとしたある日、親友の梶原双葉が家にやってくる。

「どう、お腹の赤ちゃんは?」

「うん、順調に育っているよ、」


「そう良かった、ところでその赤ちゃんの父親はだれ?」

「うぅーん、信じないと思うけど、双葉なら話してもいいかな?」



わたしは、幕末にタイムスリップして、そこでの出来事を親友の双葉に話して聞かせた。


「そんなファンタジーみたいな不思議なことあるわけないじゃん、」


双葉は、腹を抱えて大笑いしていた。


「でも、ほんとうのことだから、現にその時の子供がここにいるのだから…」


「もし、それがほんとうなら、その赤ちゃん、沖田総司の子供!」


「うん、そう言うことになるかな?」



双葉は、早くその赤ちゃんの顔を見たいと言って帰って行った。


事実、内藤家に伝わる。

銘刀『正雪』が家宝として、大事に守られていた。

藍葉が産んだ子供と沖田総司のDNAを調べれば、はっきりするのだが、そんなこと信じて調べる者は誰もいないだろう。


確かにわたしのそんな不思議な体験でした。



……完……


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