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第六話GW②

私がお兄ちゃんの部活に入部して早1ヶ月近く経ちました。


この1ヶ月。

お兄ちゃんは家では見せないありとあらゆる表情、仕草、カッコよさ、可愛さ、愛くるしさ、etcを魅せるようになっていた。見せるじゃないよ?魅せるだよ?←ここ重要


私はその度にスマホやデジカメでお兄ちゃんのありとあらゆる以下略を写メや動画に収めてきた。

もうね。なんていうんだろう……

ありとあらゆる以下略をするお兄ちゃん!

たまりません!ぢゅる

SDカードが何枚新しくなったことか……

まっそんなのは別に良いんだけどね!



そんなこんなで来ましたよ!

ついに!ついにぃぃ〜!!

GWが!!!


学校もなく部活も一緒!最低四日間は時を同じくして過ごせるという夏休み前の前哨戦が!!

全くこの日をどれだけ待ち望んだと思ってるんですか!私は前々から色々と予定を立てシミュレーションをしてきたんですよ!?

ほんとに待ちました!

しかも!今回のGWは両親が居ません!

そりゃ思春期の男女が同じ屋根の下で過ごすんですから……ふふふ。妄想が止まりません!


※元から同じ家に住んでる兄妹


ほんとありがとうございます神様!!このご恩は忘れません!


でも……

でもですよ?神様?

なぜ私はGW初日にここに居るんでしょうか?


ことの発端は一週間前の夕方に私が学校から帰ってきた時の電話。


私が受話器を取るとやけに騷しい騒音から一人の男の人の声がした。


「橘真理様でしょうか?」


「はい。そうですけど?」


この時まで私は見ず知らずの男の人から電話が来たということで少し怖かったけど、男の人が言った次の言葉で怖さは一気に吹っ飛んだ!


「先日こちらでご注文になったお兄ちゃん激写専用一眼レフが入荷しました」


「ほんとですかぁぁあ!!!!!!」


つまりは某カメラ専門店からの入荷しましたよ電話だったんです。


私は入荷したと聞き、テンションが上がってしまってあれよあれよといううちに取りに行く日にちを決めました。

それが間違いでした。


取りに行くと言った日はGWの初日だったんです。


つまり神様は何も悪くまりません!

悪いのは私です!

ぐすっ


私はそりゃもう悩みに悩みまくりましたよ!

お兄ちゃんと過ごすか、お兄ちゃん激写専用一眼レフを取りに行くか!


そして私は結論を出しました!


まだGWは残っているから一眼レフを取りに行こうと!

それに一眼レフで残りのGWを過すお兄ちゃんを撮ろうと!


そう!まだGWはあるんです!

私のGWはこれからです!


まっ初日から私にはちょっとした出来事があったんですけどね。


でもそれは今は関係ない!


私は急いで帰路に着きました。


少しでもGWを楽しむ為に!


こうして初日は過ぎてきました。

真理のちょっとした出来事はいつかSSとかで書けたらなと思います。大した話ではないんですけど

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