表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
永遠のヒーラー(ショートショート集)  作者: シンリーベクトル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/24

子豚3匹

むかしむかし3匹の子豚がいた。


最初の子豚は藁の家を建てた。

仕上がった瞬間、オオカミがふらりと現れた。


「へえ……藁か。香りがいいな」


オオカミは家を吹き飛ばす代わりに、藁に火をつけた。

あっという間に“藁焼き”の香ばしい煙が立ち込め、

子豚はそのままいただかれてしまった。


次の子豚は木の家を建てた。

やはりオオカミが現れ、鼻をひくひくさせる。


「木材はスモークに向いてるんだよな」


火を放つと、家は巨大な燻製器と化し、

中の子豚はスモークポークに仕上がってしまった。


最後の子豚はレンガの家を建てた。

するとオオカミは、さも当然といった顔で

藁と木の残りを家の周りに積み上げて火をつけた。


「レンガ、密閉性が高いから……低温燻製に最適だ」


ゆっくり、じっくり、煙が回り、

レンガの家の中は完璧な熟成庫となった。


しばらくして扉を開くと──

オオカミは満足げに目を細めた。


「うん。三番目がいちばん美味い。調理法はこだわるべきだ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ