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サラリーマンは神に願う

「んー、サービス残業終わりっと」

やれやれ、毎日こんな調子だ。7時に目覚め、8時に家を出る。少し早めに会社について9時から仕事を始め、なんやかんや帰りは22時を過ぎたり過ぎなかったり、家で缶を数本開けて寝る。うむ、我ながらつまらない人生を送っていると思う。彼女とかいないし。

まあいいか、明日は28歳の誕生日だ。神様だってなんか祝ってくれるだろ。頼むぜーカミサマ。

そんな思ってもないことを考えながら冴えないサラリーマンは就寝した。

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