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小学生時代

 初めて異性というものと意識した、というかさせられたのは小学校3年生くらいのとき…


 授業中、隣の席のSさんという女子と無駄口を叩いていたときに、先生から注意された。


「I田。なにSに見惚(みと)れてるんだ」


 これにより、教室は爆笑の渦に包まれた。


 もちろん、先生は冗談めいて注意をしたのだが、僕の性格では、これを冗談として軽く受け流すことができず、真っ赤になって、いたたまれなくなった。


 以来、僕はSさんのことを異性として意識せざるを得なくなった。

 改めて言われてみると、Sさんのことを憎からず思っていたことは間違いないが、所詮は小学3年生のことである。その気持ちは、恋といえるようなものには発展せず、時とともに自然消滅した。


 その次に異性を意識したのは、小学校6年生のとき。

 集団登校をしているとき、決まってすれ違う高校生のお姉さんがいた。


 お姉さんは、整った顔立ちをしていたし、小学生にしてみれば大人の色気のようなものが感じられ、彼女を見るたびに何か気恥ずかしさを覚えた。


 高校生くらいの時期の少女は、ある意味人生で一番輝かしい時期でもあり、そんな姿を見て小学男児が憧れるというのは、”小学生あるある”なのではないだろうか。

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