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真剣に読まないように(続)。

旅情。

作者: caem


 さようならのかわりに ありがとうって


 そんな気持ちが分からない


 お別れのあいさつに 花束をくれたって


 あぁ どうして こんなにも苦しいのか


 分からないでしょう そりゃそうだ


 自分勝手にしかならなかっただろうし


 見上げていた 青空に浮かんでいた浮浪雲は


 速度をあげて まっしぐらに溶けて 揺れて


 こんな時代に どうして思い返すのか


 しらないけど 下手っぴだけれど


 真っ赤に染まろうとしていた夕焼けにただ任せようと


 薄着の 下着が滲むと まだ切なくて


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― 新着の感想 ―
[良い点] 穏やかな情景と切ない心情がよく噛み合っているなと思いました。青空から夕焼けに変わるくらい長い時間物思いにふけっているというところに、主人公の気持ちが現れていますね。
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