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混沌の勇者伝~混成、派生、調整~

作者: ほまれ

誰もがスキルを授かる世界

初めは10歳に行われる教会の儀式で3つ、

レベルが10上がるごとに1つのスキルを授かる。

主人公がスキルを授かったのは、混成、基礎魔法、採集

どれも外れだった。

村の友人たちからは、パーティを追放され、森で一人過ごす日々。

そんな主人公が、世界を救うお約束の物語。

誰もがスキルを授かる世界

初めは10歳に行われる教会の儀式で3つ、

レベルが10上がるごとに1つのスキルを授かる。

主人公がスキルを授かったのは、混成、基礎魔法、採集

どれも外れだった。

友人1は、男:剣技、火属性、身体強化

友人2は、男:鑑定、斥候、弓適正

友人3は、女:治癒魔法、支援魔法、魔力強化

友人4は、女:雷属性、風属性、詠唱速度上昇

友人5は、男:防御、盾適正、土属性

村で同い年の友人5人は、冒険者向きだ。

主人公だけ、混成はよくわからないし、

基礎魔法は全属性扱えるが一番弱い魔法だけ、

採取に至ってはただ物を拾うだけのスキルとして一番の外れとされている。

それでも、友情に熱い友人1と優しい友人3は一緒のパーティを組んでくれると言ってくれる。

友人2と友人4は、お荷物はいらないと邪険に扱ってくる。

友人5は、無口で何を考えているか分からない。

世界の習わしでは、12歳から18歳まで冒険者や職人見習い、商人見習いなどに従事して進路を決める。貴族や金持ちは学校に行く。

10歳から12歳までの2年間は、その準備期間。

基礎魔法では、村の周りのモンスターや獣でも目くらまし程度しかならず、

友人たちが倒したモンスターの素材や道すがら生えている草や果物を採集して

レベル2まであがった。

友人たちはレベル8まで上がっている。

薬草と薬草を混成して上薬草を作ろうとしたが、よくわからないものができただけ。

混成スキルは、素材の無駄だと言われて使用禁止になった。

すでに1つ下の子たちでもレベル4から5はある。

パーティの中で荷物運びと雑用をこなす日々。

旅立ちの日、村々の子供たちはこの一帯で一番の都市に集まる。

そこで、弟子入りや進学、そして冒険者登録を行う。

主人公たちも都市についたが、すでに夕暮れ。宿で一泊してから冒険者登録することにした。

宿で主人公は、友人たちからパーティの追放を受ける。

村では大人たちの目があり協力せざるを得なかったこと、

本当は邪魔だったことなどを友人1や友人3から言われ、友人2も同調する。

友人4だけは追い出したら死んでしまうと反対するが、聞き入れられない。

友人5は終始黙っている。

さらに、都市までの護衛代として村でもらった準備金もむしり取られ、宿を追い出される。

18歳までは、村に帰ることもできない。絶望。

野宿するもモンスターの群れに教われる。

基礎魔法では、ろくなダメージを与えられない。

2つの基礎魔法を混成。

モンスター撃破。

寒さから採集した毛皮と来ている布の服を混成し、毛皮の服に。

混成は異なる性質のものを混ぜる必要があると気づく。

瀕死のモンスターと自分を混成。モンスターのステータスを吸収。

見た目も少し混じる。

夜通しモンスターを狩り続ける。

パワーアップし、混成した素材もいっぱい。

都市に入ろうとするが、モンスターと勘違いされ追い返される。

川で顔を洗うときに、モンスターの特徴が自分に混ざっていることに気づく。

絶望。

悲鳴が聞こえる。

ハーフドワーフの女商人がモンスターに襲われている。

助ける。

怯えられるも、説明し理解が得られる。

食料や生活用品ゲット。

定期的に物々交換に応じてくれる。

森にこもり生活することになる。

1年後にレベル11に到達し、派生のスキルを授かり、戦い方に幅がでる。

子供の竜が森で盗賊に襲われている。

盗賊撃退するも森の主として都市の冒険者から狙われる存在に。

迷い竜は保護し、仲良くなる。

森の主と迷い竜の討伐隊として来たCランクの友人パーティと戦闘。

ハーフホビットの奴隷を荷運びとしてパーティに加入させている。

主人公は何とか撃退する。ハーフホビットの奴隷は時間稼ぎに置いて行かれる。

主人公とハーフホビット、迷い竜の3人でしばらく暮らす。

竜人が迷い竜を迎えに来る。

迷い竜は神龍の子であり、誘拐されたとのことだった。

竜人たちから感謝され、迷い竜と別れる。

森にこもって2年後にレベル21に到達し、調整のスキルを授かる。

見た目や奴隷紋を調製し、都市に入り、冒険者登録。

ハーフホビットと正式にパーティを組む。

友人たちのパーティはBランクと急上昇中。

友人1は統制というスキルを授り、教会から勇者と任命され聖剣を授かっている。

友人3も光属性というスキルを授り、聖女と名高い。

ほかの冒険者では、全属性というスキルを授かった大魔導や

教会から派遣されている聖騎士などが台頭している。

商人が、貴族の陰謀でピンチ。

主人公が助けるも商人は店を弟子に譲り、主人公の仲間に。

教会に指名手配された主人公と商人は見た目を調整し、都市から逃亡。

友人たちは、主人公の手配書を見て生存を知る。

友人1がパーティに大魔導と聖騎士をいれ、主人公をパーティに戻すようにうるさかった友人4を追放。友人5は、友人4についていく。

友人4,5は主人公を探す旅に。

友人2の肩身はやや狭いが、副リーダーとしてかろうじて面子を保つ。

教会は、調和の神コスモスを進行しており、異教としているケイオス教に伝わる混沌の勇者を認めたくない。

混沌の象徴であるハーフの人種も迫害対象。

主人公の混成のスキルが混沌の勇者につながる可能性あり。

教会は、主人公が混成スキルを授かった時から監視しており、

友人たちを使って混成スキルを使わせなくしたり、主人公を助けていた商人の店に貴族を使って圧力をかけたりしていた。

教会は主人公に合流しようとする友人4,5の排除を企てる。

一方、主人公たちは商人と行商のたびに出ていた。

大陸中を回り、途中でハーフエルフの賞金稼ぎを仲間にする。

また、教会が様々な人種を迫害している現実を目の当たりにする。

主人公は、商人の力を借りて全ての人種が迫害されないような町を作り、

賞金稼ぎのネットワークにより迫害されている人々を受け入れる。

教会は、純粋な人間外は混沌とした人種を生み出す元凶でありすべて奴隷として管理するように神託があったとし、国に進言。国は、奴隷狩りを始める。

主人公は、奴隷狩りにあった人々の開放を求めて国と争う。

そんな中、友人5が獣人とのハーフであったことが判明。

奴隷狩りの標的になった友人5とそれを阻もうとした友人4は、教会の奴隷がりに捕縛され、牢に入れられる。

このままでは処刑されてしまうところで主人公登場。

友人4,5救出。

友人4,5と主人公パーティ結成。

反勢力を集めるたびに出る。

そのころ、友人パーティはAクラスになり、剣聖が加入。

友人2の肩身がさらに狭いことに。雑用などを一手に押し付けられ不満爆発するも、軽くあしらわれる。主人公がいなくなったせいだと逆恨み。

主人公は、竜人の里と同盟を結んだり、捕まっているホビット一族を開放したり、険悪だったエルフの国とドワーフの国の仲を取り持ったり、獣人の国を立て直したりしながら反人間国同盟を結成する。

人間国と全面戦争。

反人間同盟が有利に進むも友人パーティが覚醒し、反撃される。

主人公たちも覚醒し、特にハーフホビットは混沌の勇者となって友人パーティを撃破。

友人1,3や大魔導は、友人2が弱いから負けたとなじる。

聖騎士が教会に伝わる秘術を、剣聖が怪しい魔剣を友人2に授け、

誰が憎いのかとけしかける。

聖騎士と剣聖は、調和の神を名乗る破壊神の手先だった。

友人2は、主人公が憎いと答え、全てを見返すために秘術や魔剣を使用し、

全てを無に帰す破壊の魔人となる。

友人1,3や大魔導は、なすすべなくやられる。

破壊の魔人の前に世界は滅亡寸前。

迷い竜の親の神龍が現れて聖騎士と剣聖を退けるも、自身も瀕死の大けがを負う。

混沌の勇者は調和の魔人と拮抗していたが、

破壊の魔人が聖騎士や剣聖、大魔導のステータスを吸収してしまう。

混沌の勇者が致命傷を負う。

主人公が、混沌の勇者や神龍にステータスを吸収するよう懇願される。

主人公は苦悩する中で、混成を派生させて混沌に、調整を派生させて調和にすることに成功。

調和スキルにより混沌の勇者は一命をとりとめる。

主人公は、混沌スキルを調和し一時的に吸収し元に戻すことが可能に。

パーティメンバーや神龍を吸収し、友人1からもらった聖剣を用いて、破壊の魔人を撃破。

人間国、コスモス教、敗北。

吸収した仲間を元に戻す。神龍はそのまま。

混沌の勇者は、人間を迫害しないことが神龍の願いと伝える。

世界は平和に。

混沌の勇者と神龍の伝説は、語り継がれる。

再び混成スキルが必要な時に備えて、主人公のことは調整され隠されたまま。

練習に書いてみたので、何かコメントなど頂けますと嬉しいです。

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