表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOの始まりの街にラスボス級がいます  作者: Mr.マシンガン
第1.5章 世界を捨てた者
9/44

この世界は楽しみです

いや~1時間おきにストックがなくなっていく...

それではどうぞ("`д´)ゞ

「それにしてもここの料理結構美味しいですね」

「だろ?だから本拠地をドヴァーから離れられないっていうのもあるけどな。改めて俺達の名前は分かっているだろうからそれはとばして、俺達冒険者ギルドでサンセットっていうチームで登録しているんだ。改めてよろしく」

「えぇ、よろしくお願いします」

「そうだ!忘れてました。ジュリア、ニーナさん、門番の兵士が取り締まっていた原因分かりましたか?」

「えぇその事だけど昨日、神都でミツール神からお言葉があったらしくてね、その中の2つが原因がらしいのよ。1つ目は魔物の出没地域の拡大よ。これは私達が経験したから分かるけど、本来あの場所は余り魔物は出ないはずなのにたくさんの狼に囲まれたでしょ」


「確かに俺もそこは引っ掛かってはいた。まさか神託とはな...でもう1つは?」

「それが私も信じられないのだけど大勢の異邦人が来るらしいのよ。それも1万人も」

「「「1...1万!!」」」


(異邦人?異世界人のことですかね...)

「異邦人...つまり異世界から来るという事ですか?」

「はい。そういう事だと思います。それと全員...アージンに来るらしいです」

「あぁ...あそこなら広いしな1万人は何とかなりそうだな」

「てか1万もか~凄い人数だな」

「あと全員見習いでレベル1だそうです」

「なら大丈夫なんじゃねえの?レベル1なら雑魚だ。気にすることはねえよ」

「ここからが1番の問題です。それが彼らは死なないんだそうです」

「え?!!死なないってそんな事が...」

「何でも死んでも消えて、2日後には目覚めると聞いてます」


(どんな原理でしょうか?...神と名乗る存在そして異邦人...調べてみる価値はありそうですね)

「死んでも2日で目覚める奴らが1万か...命の心配がないのならレベルも簡単に上がりそうだな」

「他には情報は無いのですか?」

「確か...本当の肉体は向こうにあるとか。眠りにつくと肉体が消えて時間が経つと再び戻ってくるとか。まぁ他にもあったけど凄いよね」


「そのためにミツール神は街に結界をはって街中での殺生を出来ないようにするそうです。住民または同じ異邦人を傷つけたら強制的に神の怒りに触れるとのことだそうです」

「要するに街中での戦闘行為を結界の作動条件とするとのことですか」

「詳しくは分かりませんが、多分...」

「でもでも何か異邦人達の決闘については問題ないらしいよ」

「中々ルールが多いですね」

「あぁ...もう面倒だな」

「まぁ今も山賊とかの犯罪者は容易に入れないようになっているから異邦人もそうなるんじゃないのか?」


(すると彼らの話からいつもと違うらしい先程の検問はもしかしてその異邦人が関係しているのでしょうか?)


「ニーナさん、いつ彼らが現れるかは分かりますか?」

「はい。それなら約2週間後だそうです」

「異邦人が来るのは、やはりモンスターの出没地域の拡大が原因でしょうか?」

「まぁアージンに行くことはないしそれに俺達はいつも通りやるだけだろ」

「フレッドにしてはましなこと言うじゃん」

「それひでえぞ!」

……

彼らとの食事を終えて、ウォンさんのユーロ商会に向かった。ニーナさんから

「ユーロ商会までの道のりを書きましたのでどうぞ」

と言われ貰った地図を頼りにたどり着いた。店に入ると従業員の女性がいて

「いらっしゃいませ!」

「すみません。僕はアートルムと言います。ウォンさんにここに来るように言われたんですが」

「会頭から話は聞いております。案内いたしますので奥の部屋へどうぞ」

彼女の案内で部屋に入ると

「いや~よく来てくれました!改めてユーロ商会の会頭のウォンです。先程は助けていただきありがとうございました」

「いえ気にしないで下さい。お礼も貰いましたから。それでどのようなご用件でしょうか?」

「私のユーロ商会は主に消耗品のアイテムを取り扱っております。それでこれをお受け取りください。」

ウォンさんは黒いカードを僕に渡した。

「あのこれは?」

「そのカードを使うとユーロ商会または傘下の店の商品が半額で買うことが出来ますし、他にも色々使えますよ」

「良いんですか?」

「えぇ、お使いください。貴方がいなければ私も危なかったので」

「こちらこそ、ありがとうございます」

トントン...従業員らしき女性が入ってきて

「会頭そろそろお時間です」

「私はこれからアージンに行って商品の用意をしに行くのでそれでは、また会いましょう」

「はい。僕も失礼します」


その後宿屋に戻って部屋の鍵を借りて2階の部屋に入って上着を脱いでベッドに横になった。


(今までの話を整理するとやはり)

「ここは異世界のようですね」

まぁ準備はしましたが世界間転移が成功するには半々でしたからね


聞いたことの無い神に土地、帝国の名を知らない人々、そして...

「1番はこれですね」

ゲイツのやったように指を動かすとそこには


アートルム=アレウス ♂

人間?

ジョブ 賢聖 レベル73

HP SS

MP UNKNOWN

STR A

DEF S

MA UNKNOWN

MD EX

AGI A

DEX S


(見たことの無いはずの文字なのに何故か意味が分かる。そして僕のジョブとレベルは合ってますね)


下にスライドすると他にも続いていて


スキル

фклттёпОЙφАχИΔΖМρψДЁο


称号

賢者 魔法を極めし者 魔王殺し 異界移動者...etc


残金0ジルコル


(スキルは読めませんね。称号は数が多すぎますね...しかしこれはあちらの世界で私が達成したことも書いてありますね。どういう仕組みでしょうか?)

「...しかしお金に関しては異空倉庫においてありますから0ではないと思うんですが...一応出してみますか...」


異空倉庫を開くと先程のお金が入っていた。

「やはりありますよね。ん?」


こちらのお金をしまいますか?

YES or NO


(急に、変なのが浮かび上がってきましたがYESにしてみますか)

するとお金が消え


残金10000ジルコル


先程までの0から変わっていった。


(...この世界はなんとも奇妙でそしてとても面白そうですね。)

「楽しくなってきましたね。」

(これでこそ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。まずはこの世界について知識を蓄えなくては)


でもどうしても納得できないこともある。

「僕普通に人間なんですけど?ってどういう事でしょうか...」

ヘルプ ドヴァー

中立都市であるドヴァーやその近郊は周りを多くの国に囲まれている。そのため隣国との貿易が盛んである。多くの国に隣接しているため緩衝地域としてどの国にも属さない現在の形になった。しかし、安全という訳でもない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ