表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOの始まりの街にラスボス級がいます  作者: Mr.マシンガン
第1章 世界に祝福されし者達
1/44

始まりの日

どうもMr.マシンガンです。

続きが気になった人、別にという人でもブクマとポイント評価よろしくお願いいたします。どうか皆様作者(紙装甲)に応援お願いします。

後書きは基本ヘルプです。

VRMMORPG Lost Investigate Online


通称LIO(リオ)は瞬く間に日本中へと浸透していった。


VRMMORPGは約25年近く前に最初のゲーム出た。しかしそれはVRゴーグルのような装置で視線を認識して、かつヘルメット型の別の装置で脳波を受信するという2つの装置を連動するという、なんともお粗末な作りであった。

VRMMORPGの醍醐味である5感の感覚共有が全く考えられてなく、そのためなんちゃってMMOや世界一のクソゲー、ただのVRゲーム等酷評であった。


発売数年でその会社が倒産したことは言うまでもない...


その後に開発されたのは当時の技術を結集して作られたコフィンと呼ばれる装置だ。

これは体全てを装置に入れるというもので真のVRMMORPGとしては初の装置であった。しかし、それは余りにも大きくまた1台数百万円という価格により高所得者を中心に購入されたが一般の普及にはまだまだだった。


その後10年間はコフィンもしくは類似商品がVRMMORPGとしての主流だった。


しかし、とある企業が装置の小型化に成功した。


それは意識をゲーム内に投影し感覚共有する()()()()()()()()を基にした新たな装置で、顔全体を覆うヘルメットのような形であった。しかし、βテストの段階で何名かに強すぎる電気信号が脳にダメージを与える等の症例が確認された。そのため発売中止となった。


その後、アライブシステムを完全に制御し電気信号による刺激を後遺症なく実現するダメージコントロールシステム()()()を新たに開発され統合した()()()として開発された。その後ダイブのシステムを基にした装置が数々作られた。


だがニーズに合わせた変化や技術の革新による操作性、グラフィック、ストーリーの向上など最も熱いVRMMORPG業界の様々な装置の中においてLIOは特出していた。

従来のVRMMORPGと比較しても高度な技術と多彩な操作が可能であり人それぞれの進め方がありその自由度の高さから幅広い年齢層に渡って多くのプレイヤーに愛されている。


だがこのゲームの1番の魅力はプレイヤーの操作性でもなく、グラフィックでもなく、人それぞれの自由なゲームの進行でもない。


余りにも高度なNPCである。


他のVRMMORPGと比べても全体的に優れているLIOであるがNPCに関しては比べようもない。

1世紀も違うかのようなクオリティで...まさにそこで生きているかのように...だからこそ彼らはNPCではなくこう呼ばれる。異世界人もしくは


現地人(アナザー)


▲▲▲▲


これは本サービス開始時刻まで遡る。


「瑠璃?もう準備はいい?」

「うん、大丈夫だよ美紅。入ってチュートリアル終わったら確か待ち合わせは教会前で合っているよね?」

「大丈夫、合っているわよ。本当は噴水前にしたいけどあそこ絶対混むからね。頑張って抜け出してきてよ」


「大丈夫だって、あとLIOに誘ってくれてありがとうね。美紅がβテストやってくれたおかげだよ。抽選に落ちた私にはそれが無かったら()()()()()()()手に入らなかったから。」

「気にしないで、それにこっちこそありがとうね。お父様に説得する時に手伝ってくれて助かったわ」


「そういう条件だったじゃん。それに困った時はお互い様だからね。あと名前はさっき確認した通りね。勝手に変えないでよ」

「分かっているって、もう瑠璃は心配性なんだから」

「美紅がいたずら好きだからでしょ!」

「はいはい分かってますよ。それにしても今日が土曜日で良かった。そろそろ時間ね。じゃあ携帯切るから瑠璃またあとでね。」

「うん、またね。」


彼女達は携帯を切って頭にゴーグル付きヘルメット型ギア通称ドライブノーツを被った。


ドライブノーツはヘルメットとゴーグルのようなものが一体となったような形をしており、ゲーム内での様々な感覚を情報から電気信号として脳に送る。それにより、今体験しているかのような錯覚を与える。


それは1度も食べたことの無い食べ物の味ですら表現出来るほどだ。


LIOは発売前から凄まじい人気だった。それはCMやSNS等を使った広報もあるかもしれないが、一番はβテスト前のモンスターとの戦闘体験という独自の戦略だろう。1人1回のみという制限とモンスターは初期のウルフ、ラビットの2種類のみであったがそのモンスターのリアルさとアバターの操作性が多くの人々に感動を与えた。


しかし、それはドライブノーツの技術が無かったのにだ。


わざと従来のヘッドギアで体験させてギア以外の性能差を見せつけたのである。それは、今でも伝説になっており、LIOは操作するための装置、ネットワーク両者において、他の企業のゲームとは比べようもないことを証明してしまったのだ。


そのせいか、βテスト抽選はまさに宝くじ並みの倍率となってしまった。


そのためβテストの転売を防止するために運営は現代では可能となった網膜データの登録を用いて当選した個人以外には操作不可としたため、βテスターはLIOファンにとっては憧れの存在である。βテスターのスクショや掲示板だけでなく一部の戦闘シーンや町での映像が一般にも閲覧可能だったことも人々にLIOに対するを興味を与え約2ヶ月のβテスト期間、SNSにおいて度々トレンド上位に位置した。


販売日には販売数1万のダイブに多くの人々が求めた。しかし余りにも多くの人がいたためこちらも抽選となったのだ。その後もダイブは随時増販される予定であるが、未だに未定である。


昼の12時になりダイブの開始時刻となった。最終メンテナンスが終了したのに合わせて多くの人々が同時刻にスタートした。そしてここにも...


▲▲▲▲


「よし!メンテナンスも終わったことだからそろそろ入りますか。美紅を待たせるのも悪いからね。コネクトオン」


『...ただいま本人登録作業に入ります。...網膜による認識でよろしいでしょうか?...網膜スキャンに移行します。...網膜スキャン完了。IDナンバー00503登録完了しました。なお以後のログインには関しては、登録作業不要となりドライブノーツは本人以外には使用不可となります。お疲れ様です。...ようこそLost Investigate Onlineへ』


私の意識は白い輝きに吸い込まれてしまった。

毎回1つの項目についてここで詳しくします。

ヘルプ コフィン

今では旧式のコフィンは全身を固定化し、全身を電気による擬似的な麻酔の状態にして脳による体を動かす脳波での命令をゲームのみに反映させる。これにより反射的な動きでも体ではなくゲーム内のアバターが動くことが可能となった。その後現在のアライブシステムを基にしたダイブが開発されるまではVRMMORPGの主流であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 複雑なことを説明するシーンで、誤字も多くて「、」が殆どないとか、めっちゃ読みにくいわ・・・。 1話がこれだと、正直言って、続きを読むモチベーションが上がらないっす。これこのあと異世界転生する…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ