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100匹目記念 オーディオコメンタリー(1匹目~10匹目)

本編からの移動です。内容は全く同じなのであしからず

テト「テトだぜ!」

メト「メトだよ~」


メト「え~、この度は『VRMMOでサモナー始めました。ブルーレイ&DVD』をお買い上げいただきありがとうございました~。ボーナストラックとしてオーディオコメンタリーを収録していますのでこちらの方もお楽しみください~」

テト「は?いやいや『VRMMOでサモナー始めました』は小説であって映像化も販売もしてないし、確かに今回は過去の話を振り返って語ろうっていう企画だが録音したものを小説にして公開するからオーディオコメンタリーじゃないんだが・・・」


メト「ぶー。だって、そう言えって台本に書いてあるんだも~ん」

テト「おおい!そういうぶっちゃけたこと言うな!それに台本なんて適当に流れだけ頭に入れておけばあとはてきとーでいいんだよテキトーで。偉い人がそう言ってたぜ?」


メト「だよねー。どうせこの小説の事だから予定どおりに進む筈が無いもんね~」

テト「そういうこった。非常事態が日常だからな。好きって言ったらジ・エンドだが」


メト「ん~?ねえねえ、テト。収録スタジオの外でスタッフがなんか言ってるよ?」

テト「いや、あれ俺らの部下だろ。たしか名前は・・・忘れたが」


メト「あ、泣いた。あ~あ。なーかせた、なーかせた。せーんせいにいってやろー」

テト「なつかしいなその歌。というか自分の部下の顔すら覚えていなかったやつに責められるいわれはないんだが・・・っと?何か持ってるな。カンペか?なになに・・・『早く話を進めろ』?『今回の趣旨の説明』?なんで命令系なんだよ。不愉快だ。帰る」


メト「まぁまぁ~。テトがスタッフを泣かせたのが悪いんだし、ここは我慢して説明してあげようよ~」

テト「むぅ・・・そう言われると・・・というかさっきのは俺が悪い流れになってるのか?」


メト「それにテトがここで帰ったらせっかくのボーパルちゃんとお話できる機会が無くなっちゃうからね!」

テト「そっちが本音か!」


テト「はぁ、まぁいい。え~、今回の企画の趣旨だな。さっきも前にも軽く触れたが、今回は『VRMMOでサモナー始めました』の栄えある100匹目を記念して、ここまでのあらすじを振り返ろうという企画だ」

メト「まぁ、番外編や短編を含めたらとっくの昔に100話目は超えてるんだけどね~」


テト「そこ!茶化さすな!んで、進行の仕方としては10匹ずつで区切りをつけて1人ずつゲストを呼んで思い出とか製作裏話とかを語ってもらう予定だ。とわいえ裏話なんかそうそう無いがな。この小説は基本ぶっちゃけまくりだし」


メト「ん~、ちょっと待って~10匹ごとに1人ゲストを呼ぶんだよね~?」

テト「おう。そうみたいだぞ」


メト「・・・この小説10人もメインメンバー居たっけ」

テト「・・・実は1人足りなくてスタッフが今スタジオ内を走り回ってる。最悪俺ら2人だけでやるか、作者を召喚するか、忙しいからと断られたけどエルを呼ぶか、嬉々として待機している変態を呼ぶか・・・」


メト「変態はいやぁああああああ!!」

テト「・・・召喚モンスターだけで5枠埋まるのにそれでも自分含め10人集まらないユウの交友関係・・・100匹目まで続いてるのに・・・ブワッ(´;ω;`)」


-------------------------------------


テト「ま、まぁ。気を取り直してさっそく最初のゲストに登場してもらおうか」

メト「記念すべき最初のゲストはもちろん。言わずと知れた本作の主人公であるこの子~!」


バァアアン!


ボー「あたちなの!」


メト「キャー (>▽<)!!ボーパルちゃんかわいいー!ほら、おいでおいで。おやつもあるよ」

ボー「おやつ!食べるの!」


メト「はい。あ~ん」

ボー「あ~ん、なの」


テト「いやいや本番中におやつをたべるな。与えるな!

というか・・・扉大丈夫か?今ドアノブを捻らずに蹴り開けて入ってきたよな・・・

・・・・え?ユウに外側から押さえていてもらうから大丈夫?主人公と言われて勘違いして扉の近くに来ていたから丁度良かった?そ、そうか・・・」


ボー「おいしいの!」

メト「キャ~。ほっぺいっぱいに頬張って食べるボーパルちゃんかわいい!」

テト「こっちはこっちで食ってるし!はぁ・・・まぁいい。食いながらでもいいから会話にははいれよ?」


メト&ボー「「はーい」なの」


テト「え~、まずは1匹目から10匹目までの各小タイトルの一覧とざっくりした内容のおさらいだな」

メト「は~い。それじゃあ小タイトル一覧ドン!」

ボー「なの!」


1匹目 FWO始めました

2匹目 鑑定

3匹目 サモナー始めました

4匹目 ウサギ召喚

5匹目 VS野犬

6匹目 商人

7匹目 コスプレ少女

8匹目 VSカラスの集団

9匹目 ヒールクリーム

10匹目 ウサギの肉


テト「いや~、こうして見ると懐かしいな。この頃って確かユウがまだ初心者装備の服を着ていたり、杖でなぐったり頃だよな?」

メト「・・・懐かしいっていうけど小タイトルを追加したのは割りと最近だから古参の人は始めて見る人も多いと思うけどね~」

ボー「4匹目があたちの初登場なの!!」


メト「そうだね~ボーパルちゃんは賢いね~よしよし」

ボー「なのー!」


テト「・・・4匹目だけ内容を先に言われたがざっくりとこの10匹の間に起こった事を説明すると・・・


1匹目タクに誘われてFWOを始める

2匹目シルフと合流して街の外へ向かう

3匹目ユウの職業がサモナーだとばれる

4匹目ボーパルを召喚する

5匹目野犬相手に死闘を繰り広げる

6匹目リアさんとレン君に出会う

7匹目エルを発見する

8匹目カラス相手に死闘を繰り広げ、ボーパルがやられる

9匹目エルと街へ帰る

10匹目ウサギの肉の存在を知る


以上だな」


メト「3万文字を越える内容が10行で簡潔に説明できてしまった内容の無さにビックリだね~」

テト「言うな。世界観の説明とか色々あって内容が伸びたんだよきっと」


メト「えー?前半はそうだとしても9匹目と10匹目とかもうちょっと圧縮できそうじゃない?だって内容が『エルと街へ帰る』と『うさぎの肉の存在を知る』だよ~?。1行で説明終わりそうじゃない~?」

テト「だから言うなって。いろいろあったんだよきっと」


メト「い~や。もっと短縮できたね~。だってこの2話には・・・ボーパルちゃんが出てこないんだもん!!」

テト「問題点はそこだけか!!」


ボー「ん~、あたちのセリフはまだなの?もう帰っていいの?」

メト「あ~ん、待ってボーパルちゃん!お菓子もまだまだあるし好きなだけ喋ってもいいからメトお姉ちゃんともっとお喋りしようね~。ボーパルちゃんを縛る台本なんてポイッ!ほ~らこれで好きなだけ喋れるよ~」


ボー「え~と、う~んと。じゃあ・・・あたちが産まれたときの話をするの!」

メト「わ~、パチパチ」


テト「・・・台本なんか適当でいいって言った俺だが、流石に放り捨てられてスタジオの隅でページが折れ曲がっている台本を見ると脚本家が哀れに思えてくるな・・・」


メト「テトうっさい!今からボーパルちゃんが喋るんだから黙ってて!」

テト「あっはい。ごめんなさい」


ボー「あたちはあの日黒いのにしょーかんされてボーパルって名前を貰ったの!

それから銀色のギラギラと金色のピカピカと一緒に森に行ったの!

よわよわな黒いのをわんわんから助けたら、いっぱいなでなでされて気持ちよかったの~。

だからもっと黒いのを助けていっぱいなでなでされたかったのにカーカーにやられちゃったの・・・

だからあたちは誰にも負けないように強くなっていっぱいなでなでしてもらうことにしたの!」


メト「そうなんだ~。ボーパルちゃんは偉いね~。メトお姉ちゃんがいっぱいなでなでしてあげるからね~」

ボー「わ~い!」


テト「いや、それはお前がなでたいだけだろうとか、さりげに自分の事をメトお姉ちゃんと呼ばせようと刷り込みしてないかとか、いろいろ言いたいことはあるんだが一先ず置いておいて。この頃のボーパルはユウ達を色で区別していたんだな。ユウは長い黒髪だから黒いの。タクは魔鉄製の全身鎧を着ていたから銀のギラギラ。シルフは長い金髪だから金のキラキラか。興味深いな」

メト「そこがまたかわいいよね~。それで、ユウをご主人様って呼ぶようになったのはどうしてかメトお姉ちゃんに教えてくれる?」


ボー「ミズキちゃんがね。ごしゅじんさまの事を黒いのって言ったら怒るの・・・ごしゅじんさまか、ますたーって言いなさいって・・・」

テト「あー、分かる気がするな」

メト「確かにミズキちゃんなら言いそうだね~」


ボー「なの!ミズキちゃんのお願いだから黒いのはごしゅじん様なの!金色のピカピカはシルフちゃんで、銀色のギラギラは・・・知らない人なの!」


テト「なんか今スタジオの外で誰かがずっこけた気配がしたな」

メト「ボーパルちゃん私は!?メトお姉ちゃんの事は何て呼んでいるのかな!?」


テト「おい、メト。鼻息が荒くて怖いぞ」

メト「うっさい!今が私の人生を左右する大事な瞬間なの!テトは黙ってて!」


テト「・・・呼ばれ方1つで左右されるほど、ぶれぶれの人生でいいのかよ・・・」

メト「さぁボーパルちゃん私の名前を呼んでみて!メトお姉ちゃん♪って。さぁさぁ!」


ボー「ん~?よく分からないけど分かったの!メトお姉ちゅぐ!!う、うぅ~ひたかんだの~いふぁいの~」


メト「か~!わ~!い~!い~!!舌噛んで涙目でふーふーしているボーパルちゃん萌えーーー!!はぁはぁ」

ボー「わー!体中がもしゃもしゃにされる~なの~」


テト「駄目だこいつ。早くなんとかしないと・・・いや、もう手遅れか。じゃあさっさと次に進んでゲストの交代を・・・」


メト「だが断る!!」

ボー「足の裏さわさわされたらくすぐったいの~」


テト「なんだと!?」

ボー「あっ・・・ミミに息を吹きけるのはダメなの!ビクッてなるの!」


メト「このメトが最も好きな事のひとつは自分が主導権を握っていると思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ!」

ボー「!?ビックリしたの!しっぽは掴んじゃメッ!なの!」


テト「嫌な趣味だな!!というか・・・本気でそろそろ止めといたほうがいいんじゃないか・・・?」

ボー「・・・」


メト「ふん!このメト。もふもふを前にして自重出来るほど出来た人間じゃ~「いい加減に離すの!」あろやっしゃあ!?」


テト「あ~あ~・・・」

ボー「ふんっ。メトお姉ちゃんはお菓子をいっぱいくれてやさしいけど、なでなではへたくそなの。もっとしゅぎょーしてくるの!」


テト「お、お~い。大丈夫か~?大の字で天井に張り付いた後、落ちてきて地面に抱き付いていたが・・・」


メト「えへへ~。ボーパルちゃんにメトお姉ちゃんって呼んでもらえた~」

テト「駄目だこいつ。既に末期だ・・・」


ボー「じゃあ、あたちはこれで帰るの!」

テト「お、おう。どの道メトが伸びちゃったし一旦休憩だろうしな」


ボー「それじゃあバイバイなの!」


バァアアン!


テト「だから扉は蹴りで開けるなぁあああ!!というか飛んでった!今なにかが扉に跳ね飛ばされて飛んでったぞ!あれ扉を押さえてたユウじゃねえのか!?」


ボー「!?ご、ごしゅじんさま~~~~~~~!!」


メト「むにゃむにゃ・・・でへへ。ボーパルちゅわ~んメトお姉ちゃんですよ~・・・じゅるり」


テト「何このカオス・・・まだ十分の一しか終ってないんだが本当に大丈夫なのか・・・?」

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