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初めての思い。貴方の音

作者: 厨房

ただの息抜き

歌う

そのために私は作られた

私には心なんてなかったのに

貴方が作ったその歌を歌う

その時だけはあたたかかった

画面の向こうで笑う貴方は

私にとって輝いて見えた

触れたい、話したい

そんな思いを募らせながら

貴方が望む通りに歌う

忘れもしないあの日

初めて貴方の歌を歌った日

貴方はとても嬉しそうだった

趣味

貴方はそう言っていたけど

勉強もしないで曲を作っていた

それがたまらなく嬉しかった

私のための歌 私が歌う歌

忙しいのかな

しばらく貴方は来なかった

くだらない検索履歴

友人とのメール

そんなものばかり増え

私の曲は作られない

何をしているのだろう

聞きたくても聞けない

私の言葉は貴方にとどかない

いらなくなったものから消えていく

どこの世界でも良くあること

きっと私も消えていく

歴史の波に流されて、

この思いもいつか忘れてしまうのだろう


元ネタが分かりやすすぎる…

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