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第一章 コロネ村防衛戦 〜戦力増強〜

コロネ村の人間が侵略の準備を開始して10日。

ダンジョンも着々と防衛の準備を進めていた。



チクタク兄弟から回収したナイフはホビットに与えた。

あいつの素早さはナイフを扱うのに適しているだろう。



持ち前の器用さを活かしてダンジョン内の石で刃こぼれしたナイフを研ぎ戦闘に使えるようにしている。


ナイフを持ったホビットはゴーレムのゴランと戦闘訓練を重ねてナイフの戦闘術を学んでいるようだ。



ゴブリン投石部隊、トレントの枝で武装したゴブリン近接部隊はそれぞれ部隊の連携を高めている。



トレントは直接戦闘能力を持たないが、ダンジョンの食糧生産に力を注いでくれている。

幻惑の魔法で森への侵入者を惑わす力を持つ。


種族名:トレント

個体名:なし


力:10

耐久:80

敏捷:0

器用さ:20

賢さ:80

魔力:80

耐魔力:80


スキル

果実生産LV1、幻惑LV1



ウルフの群れは戦闘訓練の傍ら、狩猟スキルで森エリア内の野生動物を狩って食糧を供給してくれる。


また、一度戦闘になれば高い敏捷を生かして敵を見つけ、遠吠えで仲間たちに位置を伝えることができる。



種族名:ウルフ

個体名:なし


力:60

耐久:30

敏捷:100

器用さ:20

賢さ:40

魔力:20

耐魔力:20


スキル

遠吠えLV1、狩猟LV1



果実生産

果実の生産、成長に補正がつく


幻惑

森に迷い込んだ敵に幻惑を見せる


遠吠え

仲間達に自らの位置を伝えることができる


狩猟

狩猟に補正がつく



バットもスライムも戦闘訓練を重ねている。


ウルフを10匹、トレントを20匹、ゴブリンを20体召喚し戦力も増強することができた。



ダンジョン改変で訓練部屋を作成したことで、魔物達の訓練の効率も上がっている。



サーチバット達の映像から、もう間も無くコロネ村の連中が攻めてくることがわかっている。

気を引き締めなくては。



ーーーーーーーーーーーーー



50人ほどの大人たちの前で、村一番の力自慢ガブが叫ぶ。


「準備は万端だ!

行くぜ、ガブダンジョン攻略部隊!」



人口100人ほどのコロネ村で、戦力になる男女は70名。

そのうち50名はガブ率いる主力部隊。

残りの20名は村長テトと商人頭ブチ率いる後方支援部隊だ。



総人口からいえば過剰な戦力だが、欲に目が眩んだ3人の有力者は戦えない女子供、老人、怪我人を覗いた全ての除いた全戦力をもってダンジョン攻略に挑むのだった。



数日前に帰った斥候部隊からの情報で村の中心部からダンジョンまでは丸一日かかることがわかっている。



成長したダンジョンならいざ知らず、これだけの人数で攻めかかれば生まれたてのダンジョンなどひとたまりもないはずだ。



「フハハハ、ダンジョンコアがこの手に入るのも時間の問題じゃな。


ハハハハハハハハハ‼︎」



勝利を確信した村長テトの高笑いは、コロネ村の中に長く響き渡るのだった。

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