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第二章 魔女の思惑、盗賊の夢 ー死霊VS死霊ー

「スケルトンガードは右方展開!



3歩下がってレイスは魔法攻撃だ!

スケルトンは弓矢、ゴーストもスケルトンガードを援護せよ!」



グスタフは凄まじく強かった。

元近衛騎士団長だけのことはある。



ゾンビとなってなお、この強さか…!



種族名:ゾンビ

個体名:グスタフ


力:1000

耐久:1000

敏捷:700

器用さ:500

賢さ:300

魔力:700

耐魔力:700


スキル

剣術LV10、怪力LV8、鉄壁LV8



スケルトンガード達はなんとか防いではいるが、逃げ遅れたスケルトンやレイス達は何体も犠牲になっている。



「全く、嫌になるね。


死霊同士では闇魔法も効きづらいし、能力値は敵の方が全て上。


奥の手も今の状態では効果はないだろうしね。」



八方塞がりといったところか。

敵の体力切れも死霊には期待できないだろう。



「全く張り合いがないのう。


もっと面白い戦いを期待していたが、貴様らでは相手にならぬ。

さっさと倒してダンジョンコアとやらを破壊するとするか…。」



グスタフの剣に力がみなぎる。

剣全体が紫色の光に包まれる。



「喰らえ、ナイトメアソード‼︎」



紫色の波動がマリーを襲う。

まずは司令塔の私を殺し、動きの乱れた死霊軍を皆殺しにするつもりか。



「スケルトンガード、集団で私の前に展開!

ディフェンスアップ!ディフェンスアップ!


レイスは左右からグスタフへ闇魔法!」




種族名:スケルトンガード

個体名:なし


力:200

耐久:700 +300

敏捷:200 +100

器用さ:100

賢さ:100

魔力:100

耐魔力:700 +100


スキル

盾術LV3



種族名:レイス

個体名:なし


力:100

耐久:100

敏捷:200 +100

器用さ:100

賢さ:700 +100

魔力:700 +100

耐魔力:300


スキル

闇魔法LV3、浮遊LV3



猛烈な衝撃がこちらを襲う。

最大まで耐久を強化したスケルトンガードがボロボロになるほどの凄まじい攻撃だ。



レイスの闇魔法でグスタフの攻撃が中断されなければ、そのままスケルトンガード達を貫通し、私も死んでいたことだろう。



「ほう、儂のナイトメアソードを耐え切るか。


侮ってすまんかったなぁ。

まだまだ楽しめそうじゃよ‼︎」



グスタフはやる気をみなぎらせているが、こちらはギリギリ耐えられただけだ。



戦えるスケルトンとゴースト達も少なくなってきた。

スケルトンガードとレイスもボロボロで満身創痍だ。



絶対絶命というやつだろう。


…私がいなければ。



「ダークヒール‼︎」



通常の回復魔法を受けつけない死霊達を癒やすことのできる魔法で魔物達を一気に回復させる。



「戦いはまだまだこれからよ‼︎」



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