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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第5章 ー0ボール2ストライク編ー
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R点視 2アウト

《打たせた。セカンド正面。ランナーは帰ってこれない!1塁へ。2アウト。一松商社サヨナラのチャンス続きますがアウトカウントはあと一つ。》


 それぞれの世界で俺によってかかってくる。気分は悪いが舐めてもらっては困る。二人が来る。まずは現実の風也からだ。かなり動きが鈍っている。避けるには容易い。攻撃をかわし、痛烈な蹴りを風也の足に入れる。木が折れるような音がする。風也はもだえ苦しみ倒れこんだ。骨を折った。もう動けないはずだ。


ー----


 よし。風也アイツはもう終わりだ。あとはニセモノだけだ。

 ?ニセモノはゆっくり近づいてくる。まるで攻撃する意思が無いかのように。勝ち目がないと助けを求めてきたか。武器もない丸腰で。なら。

 俺は勢いよく拳をニセモノの胸に打ち込んだ。これで、、


「僕は、」


 彼は後ろに倒れるより前に俺の右腕にしがみついてきた。馬鹿な。まだ倒れないのか?さらに抱き着くような形で距離を詰められた。いや違う。彼の拳が微弱ながらにも、俺の腹に打ち込まれた。


 攻撃を食らった?鼓動が速くなる。


「僕は・・・ニセモノなのかもしれない・・・」


 何か言い出した。


「大学に入学前は【赤野真白】として生きていたし、そういった意味では君が本物といってもいい。でも、僕も真白として生きてきた。たくさん思い出を作った。大切な人とも会えた。これらはニセモノじゃない。」


 何を語っている?


「君は知っているのかもしれないけど、僕の口からも教えたい。君の記憶も君から知りたい。」


 ???


「だから、今だけは、」


 最後のまで言い切れずに倒れこんだ。


 結局アイツが何を言いたいのかわからなかった。いや、それよりも。一撃食らった。俺の能力では普通は攻撃が無効かされるはずだ。なんであんなに弱いやつが、俺に攻撃を通せるんだ?


 あいつは 

 一体

 何なんだ?


 次の瞬間俺は立っていられなくなった。

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