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視点R 六ノ宮真白
レッジの話は続く
「ところで真白君のユニットの色は?」
風也が左手手首にとんとんと指を叩く。どうやらこの腕時計のことを[ユニット]というらしい。力を使う為の媒体といった所か。
「・・・白?」
レッジと風也は声を揃えた。
なんだろう。白というのは珍しいのだろうか。確か先程レッジが[虹の7色]とかいってたから自分のは例外に当たるのか。
「レッジは白って見たことあるか?」
「いや、私もこの色を見るのは初めてだな。」
レッジと風也はボソボソと話し合っている。まじまじと自分のユニットを見つめる2人。というか1人と1`個`。
「それはさておき、真白の神様は?」
「確かに。まったく気にしていなかったが君のパートナーとなる神様は?姿を見せないということはかなりシャイな風神様なのかな?」
自分の神様?そんなの一つも見ていない。
「いませんけど。」
「・・・え?それじゃあ君はどうやって風の力を使ったんだ?」
「いや、なんとなく。風也君が使ってた銃をイメージしながら・・・」
「・・・」
レッジは黙ってしまった。これは、なにか変なことをしてしまったか?よくわからないがこの気まずい空気はもう吸いたくない。
「えっと・・そうだ、蛇!あの蛇について教えてくださいよ!」
見え見えだが、わざとらしく明るく話を切り返した。




