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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第5章 ー0ボール2ストライク編ー
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視点F 分裂

 一通り話し終えた真白君はペットボトルの紅茶を飲み干した。メロンパンも完食だ。


「と、いくことは、今の真白君はどういう存在?私たちが前まで接してた真白君はいなくなったの?」


「おそらくユニットの力で六ノ宮真白は分裂したんだ。」

「分裂?」

「白と黒。陰と陽。ユニットによって六ノ宮真白の人格は光と影に分かれたのさ。正確に言えば、善い人格と悪い人格に、だ。元々俺は悪ガキだったからな。悪い人格の方が強くでる。ということは足りない分はユニット側が勝手に人格を補正する。つまり、オリジナル要素の多い俺が本物、アイツは作り物まみれのニセモノだ。」


「じゃ、じゃあ、その君がニセモノって言ってる真白君にはどこにいるの?」

「さあ?今頃真っ暗な精神世界にでも眠ってるかもな。10年間の俺みたいに。」

「今、会えるの?」

「そんなことできねえよ。やっと現実に出れたってのに。あいつの意識が弱い隙に。」

「会わせて。」

「・・・そんなにいうならやってみろよ。俺だって方法は知らない。」


 お互いが黙る。


「話しただけ損だったか。」


 彼は席を立つ。


「ちょっと、まだー」


 彼は手に持ってた空のペットボトルを消した。言葉が詰まる。


「もう、無駄だ。」


 彼は店から出て行った。雨は止んでいるようだ。取り敢えず私は今まで聞いた話を風也とレッジに伝えた。

ツクモ情報


ハンジ

炊飯器に怨念が宿ったツクモ。高温と蒸気を操る。寡黙で他のツクモとも会話をしたことがないという。風也より強い。

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