59/179
視点F テレビ
ゴミ拾いを終えた私は家に帰ってシャワーを浴びた。サービスシーンはその時がきたら、、なんてね。
「おかーさーん、ご飯はー?」
「もうちょっとよ。まってなさい。」
リビングに行くとお父さんがプロ野球の試合を見ていた。
「ちょっとおとーさーん、番組変えてよー。私ショウ君が出てるバラエティが見たいのに―。」
ショウ君は今私が一番推してるアイドルグループのリーダー。
「もうちょっと待ってくれ、今いいところ・・・お!おー!」
テレビの歓声が一段と大きくなった。
「はー、これだから父親はー。?あれ?ん!」
私はテレビに釘付けになった。
『打ったー--!大きな当たり!ライトはもう動かず見送ったー--!!!スリーランホームラン!!新人!、2年目宮口隆太!2打席連発!リーグトップの23号!板神パンサーズ勝ち越し!若き四番の一振りで、敵地、棟京スポーツパークが大ーきく湧きます!』
ベンチでチームメイトに笑顔でハイタッチしている選手の顔を見る。宮口って・・・それにあの顔・・・。
「あ、ああああああああああ!」
第3章 ー完-




