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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第3章 ー編日休ノロシマ-
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視点F アノ時

 というわけで私は真白君と一緒にゴミ拾いをしてます。といってもやってることは地味なので特に伝えることはありません!時間が経ったので近くの公園で休憩です。


「真白君ってメロンパン好きなの?」

「え?あ、これですか。」


 真白君には弁当持参という情報が回ってなかったらしく、近くのコンビニで菓子パンを買っていたけれど、真っ先にメロンパンを手に取っていたので気になってたの。


「いやー、よくわかんないんやけど、いや、わからないんですけど、なんか好きなんですよね、ほんと、よくわかんないんですけど。」


 なんか歯切れ悪くない?


「そういえば、なんで恵里菜さんは片し屋じゃないのに色々知ってるんですか?娘の特権とかですか?」

「うん、まあ両親が片し屋の上級役職的な感じだしね、パパ社長だし。天海?の偉い方とも繋がってるらしいし。」

「へー。じゃあさ、レッジさんとか神様とはどうやってコミュニケーション取ってるんですか?前に風也君からユニット持ってる人しか神様とは会話できないって聞きましたけど。」

「あーそれはね、このミサンガがあるから!これは風也のユニットの一部が練りこまれていて、神様との会話くらいならできるんだよー。西条さんっていうお仕事手袋の職人さんが作ってくれたんだよ!」

「すごいな、西条さん。」


 ここで真白君の携帯が鳴る。電源をつけるとき、待ち受け画面がちらっと見えた。


「またアイツかー。「今日は無理」っと。」


 SNSの返信をしてるみたい。それよりも気になることが。


「ねぇ、真白君、その待ち受け画面に写っているのは?」

「ああこれですか?」


 待ち受け画面にはおそらく幼少期の真白君、そしてその隣に女性が共に笑顔でピースしている。めっちゃ美人さんだ。


「お母さん?」

「はい、お母さん、らしいです。」


「・・・らしい?」


 どういうこと?


「あのー。実は僕10年くらい前に事故にあって。そのせいで記憶喪失になってしまったんです。、、未だに記憶は戻ってません。この母親との記憶は何一つ覚えてません。とても優しい人だったとは聞いているんですが・・・」


 だった。ということはこの人はもう・・・。いけない。聞いちゃいけないことに突っ込んでしまった。


「・・・なんか、ごめんね。」

「いやいや、大丈夫ですよ。代わりに素敵な人とも出会えたし、今こうやっていろんな人とも関われていて、とても楽しいです。」

「そうなんだ。ならよかった!」


 気分を変えるために私はいつもより大げさに笑った。

人物紹介


二上恵里菜 (Futagami)


二上清掃の元気娘。いろいろ知っている。風也とは幼馴染。

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