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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第2章 ーフタリハパートナー編ー
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視点N 四感

 ティルマはしみじみと語り始めた。


『お菓子は・・・好きでした。』

「でした?・・・というと?」

『天海でも地球にはないおいしいものがたくさんありました。けど、20年前にあった争い。それは元々は食料を巡って起こったものなのです。戦いの後、天海の人たちは2度と争いを起こさないために食べ物を食べなくてもいいように進化しました。それに伴い、実態でいることの必要性も少なくなり私たちは思念体のような存在へとなりました。もちろん手が必要な時は神の力で物理的に干渉できるようにしていますが。ともかく我々神様には(味覚)がありません。人間でいう(五感)を神様の間では(四感)と呼ばれています。』


 レッジが今まで何かを口にしていることを見たことが無かったので食べなくてもいいのか、と軽く見ていたがその裏側はかなり重いものだった。


「そうですか。答えていただきありがとうございます。」


 結局このまま謁見は終了することとなった。


「あの、僕は大急ぎでレポート書かないといけないので・・・」


 といって真白はそそくさと入ってきた扉から出ていった。俺も続こうとする。すると、


『あの、すみません。』

「?なんでしょうか。」

『1つ、お願いがあるのですが。』


 神様のトップからなにをお願いされるのだろうか。


『探してほしい神様がいるのです。』

「探してほしい?」

『ええ、実は私が今こうして統治者の地位にいますが、近々この役目を交代しなければいけないのです。』

「交代?」

『日木ノ国でいう総理大臣の人気のようなものです。長き間権力を握るのは独裁的でよくありませんからね。』

「はぁ。ということは全国にいる神様の中から後継者を探し出せ、ということですか?」

『いいえ。実は後継者はもう決まっているのです。ただ、10年前に行方不明になってしまって・・・。天海中探してもいませんでしたし、神様は死ぬことはないのでおそらく地球のどこかにいるはずです。』


 地球。規模がでかいな。でも嫌ですとは言えない。


「わかりました。ではその神様の名前はなんていうのですか?」





『彼女の名前はーーーー



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