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視点N 招集
翌日。日曜日。三崎さんからの情報もなく暇をしていた。仕方ないので溜まっていた授業を見て課題に取り組んでいたらいつのまにか夕方になっていた。
(次あの熊が出てきたらどうやって倒すか・・・)
俺の風の力ではどうしようもできない。
「悩んでいるようだね。」
ぬっとレッジが出てくる。
「アイツを倒すには火の力が必要だ。」
やはり、か。しかしそれでは・・・
「別に神の力に頼る必要は無い。あの程度のツクモなら一般的な炎ででも倒せるだろう。」
「おい、それだと周りにも燃え移るだろ。」
そう、倒し方はもう分かっている。が、そうすると周辺にも被害が出てしまうのだ。
「そうだな、じゃあこういうのはどうだ?」
俺はレッジの案を聞く。なるほどそれなら被害は最小限でよさそうだ。となると問題は「アレ」をどうやって準備するがだ・・・。そのとき、三崎さんから電話がかかる。
「もしもし、もしかしてツクモが?」
「いや、そうじゃないんだ。会ってほしい人、じゃなくて会ってほしい神様がいるんだ。今から二上清掃に来てくれるかな?」




