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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第2章 ーフタリハパートナー編ー
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視点N 課題

 結局その後も捜索を続けたが熊を見つけることができなかった。完全に取り逃してしまった。


 和菓子店に戻ると警察が取り調べを行っていた。自分も様子を見に行きたいが近づけない。そんなとき1人の刑事がこちらに近づいてきた。


「こんにちは。渋矢警察署の切山きりやまといいます。関係者の方ですか?」

「え、いや別に関係者というか、」


 返答に迷っていると、更に切山は近づきこんな耳打ちをしてきた。


「情報収集はこちらにお任せください。あなたはツクモの対策をお願いします。」


 この刑事、ツクモの存在を認知している。協力者か。


「わかりました。」


 小声で返した。今日はもうどうしようもないので帰るとしよう。いや、その前に恵里菜に連絡を。


「もしもし風也?こっちは避難誘導とかしてたら商店街からかなり離れちゃった。

「そうか、店周辺は警戒体制だしもう今日は帰れ。俺も今日は帰るからさ。」

「わかった。それじゃあ、あ、そういえば」

「ん?なに?」

「・・・ありがとう。」


 なにに対してだ?まあ買い物に付き合ったことに、だろうか。別れの挨拶とともに電話を切る。


 俺は家に帰りながら考えごとをしていた。あのツクモ、攻撃か効いていない。全身が砂糖でできていて、攻撃で部位を破損させてもすぐに再生する。風属性では精々動きを止めることしかできない。こうなれば真白と協力して・・・。いや、あいつも風属性だ。どうしたものか。有効な手段が無い。

そうこう考えているうちに家についてしまった。


 玄関の扉が閉まったとき、ふと思い出した。


(ケーキ、あいつに渡したままだった。)


 ありがとうってそういう意味か。

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