視点R 夢ノ世界ヘ
風也君が後ろから駆け寄ってきた。
「真白、、、大丈夫なのか?」
「え、、はい。なんとか。体凄いダルいですけど。」
風也君は凄く安心した顔をしている。
「まさか生きていたとは。君の生命力は実に素晴らしい!」
レッジは少し興奮気味のようだ。
この斧で倒せたのだ。あの敵を。イメージ通りではなかったけどね。
「咲ちゃ・・・?!」
振り向くと咲ちゃんに蠍が近づいていた。
まさか、まだ生きていたのか?!
「止めろ!」
しかし一歩遅かった。蠍は咲ちゃんの頭に吸い込まれるようにして入っていった。
「何が起きた?」
「レッジ、これって・・・」
「夢の世界に入ったようだ。今こそあれを使うんだ!」
そういって風也は一本の筒を取り出した。
「それは何?」
「これは{夢ウ筒}。これを使って俺たちも夢の世界に入る。前に言ったよね?夢を壊された人間は抜け殻になるって。」
あの事務所で話してたことか。
「わかった。僕も行く」
風也は頷いて筒を咲ちゃんの頭に近づけた。すると筒はひとりでに宙に浮き人が通れるほどまで大きくなった。
「よし、行こう!」
そういって風也は高くジャンプして足から筒の中にスムーズに入っていった。
「ちょっとまって、僕そんなにかっこよく入れないって・・vdhkjsfhk!」
運動神経が低い僕は頭から筒に入り真っ逆さまに落ちるように夢の世界に入っていった。
思わず変な声が出てしまった。




