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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第I章 ーヒトリノ覚悟編ー
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視点N 手遅レ

 遅かった。駆け付けた時には真白の背中に針が到達していた。


「真白!!、速く!!救急車を!」


 俺の声ととも協力者たちが真白のもとに駆け寄る。


「うおぉぉぉぉぉぉ!!」


 銃を蠍に向かって乱発する。

 運がいいことに弾の多くは尾の根元に直撃し結果としては尾を切断する形となった。体が切断されたとあっては蠍も参ったのだろう。慌てて出てきた地面に潜る。


「逃げるな!逃げるなー!!」


 しかし無情なことに途中から弾は地面に当たるのみだった。


「・・・・ッ!!!!」


 認識が甘かった。蠍は元から2匹いたのだ。なぜ片方しか現れなかったのかは不明だが。考えてみれば「混ゼルナ危険」ということは最低2種類の洗剤が必要ということだ。あの異臭も、毒も、2匹いたからこそ生まれたものなんだと。せっかく見つけた仲間なのに・・・。


 いや、希望を見捨ててはいけない。まだ助かる・・・。いや、少ない望みに賭けてでも・・・

協力者のもとに駆け寄る。


 真白の様子を見る。足が痙攣を起こしている。顔が緑がかっている。あの時の女性と一緒だ。

風也はその場に崩れ落ちた。


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