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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第I章 ーヒトリノ覚悟編ー
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視点R 後日談?

 幼稚園に戻ってきた真白は斉藤先生のもとに呼ばれた。そういえば事態を知るためとはいえ園児たちの安否をしなかったのはまずかったか。てっきり注意されるかと思いきや、内容は園内でどのような対処があったかということだ。


 まず、今回の騒動は「異臭騒ぎ」ということになっているらしい。ツクモのことに触れていない辺り、あの清掃業者たちが裏でなにか手を回しているのだろうか。

園児の安否については騒ぎがある程度収まり次第一斉下校させるということだ。

明日については臨時休園にはしないが外のグラウンドでは遊ばせないようにするということだ。


 残っている仕事をこなし家に帰ってきたのは辺りが真っ暗になってからだった。帰った勢いのままベッドに倒れこんだ直後に電話が鳴った。風也君からだ。


「やっと終わったか、今日のことで気づいてないこともあるだろうから、事後報告ってやつだ。」


 確かに今日の出来事はてんやわんやで理解が追い付いてないとこもある。


「あの蠍は洗剤のツクモだった。」

「センザイ?セン、セン・・・」

「食器用洗剤とかの洗剤だ」

「あ、その洗剤ですか」

「ツクモの腹部には[混ゼルナ危険]とあったからな異臭も洗剤由来によるものだろう。」


 ある程度報告が進んだ後、最後に風也はこのようなことをいった。


「あの倒れていた女性のことだがな・・・まだ意識が戻っていないらしい。毒を盛られたような状態になっているようでな。油断できない状態が続いているらしい。」

「そうですか。」

「他にも女性と同じような症状で病院に搬送されているらしい。誰一人意識は戻ってないらしい。」

「そうですか」

「報告は以上だ。教育実習、頑張って。」

「・・・うん。ありがとう。」


 静かに通話終了ボタンを押す。

 なんとも言えない気分だ。とりあえず、考え込むのはシャワーを浴びてからにしよう。

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