視点N 討伐
真白のイガラ退治はこれで順調になるだろう。
さて、蠍討伐も大詰めだ。ペースを上げる。敵の攻撃をかわし、すかさず銃弾を撃ち込む。銃弾を受けた蠍はうめき声をあげる。大分弱ってきたな。トドメだ。精神統一。いつもより風の力を込める。しかし蠍側も負けじとヘドロ球を連射する。風也は全部かわす。かわしながら蠍に接近する。銃は基本遠距離武器だがパワーを最大限浴びせるには近距離で打つのが一番だ。
「フィニッシュだ!!」
「了解」
レッジの声に冷静に反応した。強烈な風の銃弾は蠍の体を貫いた。
住宅の壁に激突した蠍は力尽きて体が消え始めた。
蠍の消滅に伴いイガラもその場で崩れ落ち消え始めた。
「一件落着だな」
後の処理は協力者に任せるとしよう。
「大丈夫か?真白」
「はい、なんとか。にしてもこの手袋凄いですね」
「それがお仕事手袋だ。昨日伝えていなかったヤツだな。ツクモは夢が大嫌いだから、そんな敵には夢の力をぶつけろっていう魂胆だ。」
「へー。にしてもこんなのどうやって作ってるんですか?」
「それはそれ専用の職人がいるんだ。今度紹介するよ。」
「職人さんかー。ところで・・・」
「ん・?どうかしたか?」
「お仕事手袋って・・・もっと他にいいネーミングなかったんですか?」
「・・・それは、言わないでくれ・・・」
風也は真白に優しく言い放った。




