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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第7章 ーセンプウ編ー
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視点N 偶然?

 三崎さんから連絡を受けツクモの出現場所へと向かう。

 しかしその途中、人気のない公園で一体の化け物に出会う。おかしい、ツクモが発見されたのはもっと先のはず。


「あらあら、そんなに急いでどうしたのかしら?」


 その口調、どこかで聞いたことがある。


「お前は確か、駅前広場の時の?」


 あのとき、7体の人型のツクモが現れた事件、いや今となっては事故ともいうべきか。そのうち1体にいたヤツだ。しかしもう一人の真白に倒されたはずでは?


「なんで復活してるのか?って聞きたい顔してるわね?」

「・・・」

「あの方に特別に生き返らせてもらったの。」


 あの方?もしかして20年前の事件の主犯の元神のことか?復活させる能力を持ってるのか?


「復活、というか新しい体を与えられたといった方がいいかしら?前の体は粉々に消えちゃったしね。」

「で?何の用だ?新しい力でもお披露目したいのか?」

「いや、そういうわけじゃないわ。改めまして、私の名前はファン。私はね、あなたの仲間になりたいの。」

「は?仲間?」

「正直言ってねー、そっち側にはチート級の黒いヤツもいるし、勝ち目なんてないの。私はいつだって勝ち組にいたいし、そうするためには寝返った方がいいの。」

「本当か?」

「それにあなたは知れなかったと思うけど私は扇風機に怨念が宿ったツクモ。風を使うあなたとは相性がいいんじゃないかしら?」


 コイツの言ってること本当か?


「風也、敵の言うことは素直に信じるな!」

「ああ、わかってる!」


 レッジと短く言葉を交わす。


「お前のいうことなんか信じるか!」

「私はあなたの強さになれるわ。」

「・・・」


 強さ。・・・。俺が、


「風也君!いたー。何してるんですか?」


 何も知らない真白が来た。


「それが・・あれ?」


 さっきまでいたファンがいない。


「いや、なんでもない。少しボーっとしてた。ツクモの方は?」

「あ、はい。ツクモの方なら逃げられましたが、流瑠さんが襲われてた女性の護衛についてるのでひとまずは安心かな。でも対策は急務ですね。」

「そうか。じゃあ事務所に戻るか。」


(おい、ファンのことは話さなくていいのか?)

(まだ、言わなくていい。)


 俺たちは事務所に戻る。


【あなた、もっと強くなりたいんでしょ?】


 どこからか声が聞こえた、気がする。

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