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視点R 運勢
10月に入り2週間が過ぎた。大学に対しても夏休み気分がようやく抜けた。教科書類を両腕で前に抱え、石田宗司と一緒に廊下を歩く。
「はー、やっと講義終わったー。あの先生の声、やけに眠くなるんだよなー」
「開始5分で爆睡やったねw」
「真白―、あとでノート移させてー。」
全くこの人は・・・。
「あ、そういえば・・・」
宗司は携帯を取り出す。
「今日の運勢は・・・」
今日って、もう夕方やし。
「お、いて座2位かー。まあまあいいんじゃない?ラッキーアイテムはコサージュ・・・。って俺は女じゃねーよw」
なんか最近占いサイトにはまってるんよなー、宗司は。
「あ、そういえば真白は何座?」
「え?おとめ座やけど、」
「おとめ座は・・・8位か。うん、なんかパッとしないなー、つまんないの。」
えぇ・・・。
携帯が鳴る。ん?あ、僕の方か。通話ボタンを押す。
「もしもし、・・・」
「お?誰から?もしかして彼女?いつの間に?」
電話を切る。
「ごめん、バイトの先輩から至急来てくれって。じゃあね、また明日。」
そういって彼とは別れた。そして退治へと向かった。




