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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
序章
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非日常ハ突然ニ

2017年 日木ノ国 棟京都 渋矢区 某所


「それでは今から30分始まりますんで時間内までに食べきってください。よーいスタート。」


 どこか気の抜けた店主の合図とともに3人の男が一斉に蓮華を手に取る。にんにくの香りがする店内には(今月から全席禁煙になりました)と書かれた紙の隣に(超超超!激辛チャーハン!30分以内に食べた人は無料!)の文字と異様に赤身の強いチャーハンの写真が並ぶ張り紙がある。

 勢いよく飯をほおばる3人。ガタイのいい大工らしき男、中年太りのサラリーマン、細身の青年。しかし2人の身にすぐに異変が起こる。急にむせたり、慌てて水をがぶ飲みする。店主も「今回もいなさそうだな」といいたそうな顔をする。

 そんな中、細身の青年だけは黙々と食べ続ける。いや少し味わっているようにも見える。適度なペースでチャーハンは順調に減る。


「もうちょっとほしいかなー」


 そうボソッとつぶやくと手元にあった七味をチャーハンに盛る。店主も他2人の挑戦者もあんぐりとして彼を見ている。蓮華は止まったままだ。10分ぐらいして彼の皿は底が見えた。早食いとまでは言えないがこの挑戦をクリアするには十分すぎる時間だ。



「・・・・おめでとう・・・ございます・・・・」


 今さっき思い出してかのように店主の言葉に対して


「ごちそうさまでした、おいしかったです!また来ます!」


 そういって店を出ようとする青年に店主が


「ちょっ・・・ちょっと待ってください!あの、落としましたよ?」


 どうやら席を立つときに学生証を落としてしまったらしい。


渋矢教育大学

教育学部2年

六ノ宮真白


「あーすみません、ありがとうございます」


 学生証を受け取った青年。六ノ宮真白はペコペコしながら店を出た。


(棟京の辛い物も大分食べてきたな・・・)


 彼は満足そうに家路につこうとした・・・


 そのとき


「な、、なんだこいつ!!!」


 後ろから叫び声がする。


 驚いて後ろを振り向くと・・・


 先ほどまでいた店の中から、得体のしれない‘化け物‘が出てきた。ー






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