表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/49

第二夜 4日目質疑応答 四季と真那花、そして深雪の決断

基本の順番(残り6名)

1:凜 ×:千尋(噛み) 3:奏 ×:麗胡(吊り)


×:初夢(噛み) ×:凪巴(吊り) 7:四季 8:真那花 


×:恵理衣(吊り) 10:深雪 11:羽衣

香澄「それじゃ行くわよ。四季先輩、誰に質問しますか?」


四季「……真那花」

真那花「ん」


四季「羽衣の推理の伸びは見事だ。だから俺が負ける可能性ももしかしたらあるかもしれない。だが、明日こそは必ず羽衣を吊れ。あいつがLWラストウルフだ」

真那花「確かに黒いけど、私としてはLWラストウルフと断定できる程じゃないんだよな。あくまで今日は可能性高めだから羽衣先輩を吊りたいってだけで、姫という可能性も消えてないと思うし」


四季「真那花はその2人か?」

真那花「ああ。私は今のトコこの2人のどっちかだと思ってる。トーコとリンリンはかなり白っぽい。四季先輩は最終日いたら一応考慮するつもりだったけど、ここで黒位置に上がるようだとやっぱり違うのかなって気がしてる。当然、最終日以外で四季先輩って選択は私にはなかったから、投票は羽衣先輩に入れるつもり♪」


四季「助かる。この盤面、俺の白アピは万全の態勢で待ち構えている羽衣に覆される可能性が高い。明日が最終日じゃなければ今日羽衣で終わらなかったら明日俺を吊ってくれと言いたいが、俺は村だからそれもできない。だから俺は、もう一度この情報を落として村を信じることにする。羽衣は恵理衣の疑い位置で麗胡が吊られる予定だった日の黒先だ。頼んだぜ」


香澄「時間よ。四季先輩、誰に投票しますか?」


四季「羽衣がLWラストウルフだと思う。俺の投票は羽衣」


香澄「羽衣先輩に1票目が入るわ」


 投票を入れられた羽衣が、全員にわかるように指を1本立てる。


香澄「真那花、誰に質問する?」

真那花「羽衣先輩♪」


羽衣「はいです」

真那花「そんな訳で私は今のトコ羽衣先輩に入れるつもりだけど、残り20秒くらいまで時間やるから白アピか他に何かあればどうぞ」


羽衣「そうですね。恵理衣の疑い位置は確かですが、あくまで初日の推理での疑い位置に過ぎません。それに麗胡先輩は皆さん狼で認識してる筈です。ならライン切りよりも村人への黒塗りが本線ではないですか? 私は狼によって黒く見せられてるだけです。千尋も『黒くされてる可能性は充分に考えられるから、簡単に決めつけずにじっくり見て行こう。思考ロック注意ね』と言ってくれてました」

真那花「フム」


羽衣「そして今日の初夢ちゃん噛み。先程の『明日が最終日じゃなければ』のくだり。やはり四季先輩が怪しいです。四季先輩が黒だと思います」

真那花「なるほどな。じゃ、ここからは私が話させて貰うぜ♪」

羽衣「はい」


真那花「困ったことに羽衣先輩もだいぶ白いな。ただ、どっちも最終日考えてるようだけど、四季先輩は相手にLWラストウルフという言葉を使って、羽衣先輩は使ってない。意図的か無意識かわからないけど避けてるんじゃないかな。だから私は今までの意見を変えず羽衣先輩に入れる。でも村には自分の意思で入れて欲しい。私は羽衣先輩」


香澄「羽衣先輩に2票目が入るわ」


 投票を入れられた羽衣が、全員にわかるように指を2本立てる。


香澄「深雪、誰に質問する?」


深雪「悩みますね……、奏先輩でお願いします」

奏「はい」


深雪「恐らくわたくしの後は羽衣先輩に1票、四季先輩に2票だと思っています」

奏「そうですね。私もそう思いますよ」


深雪「ここで決戦にする手も考えましたが、結局お二人から聞ける話はコインの表と裏、どちらを見るかという話に終始しそうなので、すみませんがわたくしで決めさせて頂きたいと思います」

奏「! そうですか。私はちょっとだけ残念ですが、その意思は尊重したいと思います」


深雪「わたくしは最終日、どの道わからないのであれば、余計なノイズは省きたいです。なので投票は羽衣先輩に入れます」


香澄「羽衣先輩に3票目が入るわ」


 投票を入れられた羽衣が、目をつむって全員にわかるように指を3本立てた。


深雪「すみませんが、わたくしで決めさせて頂きたいと思います」

奏「ちょっとだけ残念ですが、その意思は尊重したいと思います」

深雪「レアチーズケーキにティラミス、苺のチーズムースケーキにオペラ、ザッハトルテ、フォンダンショコラ、ショートケーキにシャルロット、フィナンシェ、アップルパイに南瓜パイ。そして最後にシュークリーム。ケーキは・・・・これだけあれば足りそうですね」

奏「!!?」


残っているプレイヤーのメタ要素

1年生

真那花まなか:原作主人公。クイックネスに長ける。バスケでは1年生ながら司令塔もこなすので、頭は作者より確実に回る。

第一夜からの戦績1勝0敗。配役、霊媒1。


凜:チームイチの高身長で真那花の相棒。基本小心者で言葉を話すのが苦手。噛み噛みになりがちな本人の素であるこのムーヴをどう見るか。

第一夜からの戦績1勝0敗。配役、村人1。


深雪みゆき:見た目ぽっちゃりな丁寧口調。大きめの乳を揉むのが趣味である凪巴を少し苦手としている。料理好き。

第一夜からの戦績1勝0敗。配役、占い1。


2年生

羽衣うい:ちっちゃな先輩。芯が強く、辛抱強い。スクリーンの名手。千尋とは中学からの付き合い。

第一夜からの戦績0勝1敗。配役、人狼1。


かなで:剣道部と掛け持ちしている先輩。家庭環境により、目上には気を遣いがち。かなりの剣の使い手。コートネームはトーコ。

第一夜からの戦績1勝0敗。配役、騎士1。


3年生

四季:副キャプテン。大体何でも人並み以上にはこなせるオールラウンダー。地元では他校に、二流や六枚目といった渾名で呼ばれることも。コートネームはジェイ

第一夜からの戦績1勝0敗。配役、村人1。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i595071
※バナーは寿々喜 節句さんより
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ