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第二夜 4日目昼 ※香澄「後書きに凪巴からの問題の答えがあるわ」

基本の順番(残り7名)

1:凜 ×:千尋(噛み) 3:奏 ×:麗胡(吊り)


5:初夢 ×:凪巴(吊り) 7:四季 8:真那花 


×:恵理衣(吊り) 10:深雪 11:羽衣

 ☆4日目昼☆


 コッケコッコー♪


香澄「恐ろしい夜が明け、朝が来たわ。昨晩の犠牲者は……」


 ゴクリ……。


香澄「初夢ね。初夢は幽霊となりゲーム終了まで干渉することが出来ないわ。天国で見守って頂戴」


香澄「それじゃ今から4分間、話し合いを行うわ。どうぞ」


「「おはー」」「はよー」「「おはようございます」」



「「…………」」



真那花「ユメちゃんか。ちょっとだけ予想外だな」


四季「俺も流石に今日は3人のうちの誰かか、GJだと思ってた。狼が避けたか?」

羽衣「或いは狼が嫌ったか・・・・・・・・・、ですね。私は今日の吊り位置だと思うので言わせて下さい。対抗に奏ではなく四季先輩をあげたいです」


「「!!?」」


真那花「そう来るか。まー分からないではないから私はいいぜ。羽衣先輩の不利は確かだし、トーコ白寄りで見てるしな♪」


奏「私は吊り位置だったので、村の総意に任せます」

深雪「わたくしも賛成です」

 凛もコクコクと頷く。


四季「おいおい待ってくれ。俺が仮に狼だとして、そんな安易な噛みをするとでも? この状況、俺が怪しくなるのは目に見えてるだろ」


深雪「そう思わせたかった、というのはあると思います」

凛「零じゃにゃいよね?」


四季「やれやれ、OK。真那花はわかってるようだし大丈夫だと思うが、今日は羽衣吊りで安定ってことはみんな忘れないでくれよ」


羽衣「そういった安定路線を村に敷いて、実質最終日の選択しか与えない戦略ですか?」

四季「俺は狼じゃないから何とも言えないな。ただ、少なくとも麗胡のやつはそういった盤面を描いていたと思うぜ」


羽衣「それで最終日、四季先輩を吊り推す気だった初夢ちゃんを噛んだ」

四季「その初夢も今日は羽衣を吊ると言っていたと記憶しているが? 俺よりお前が黒かったってことだろ? その論は苦しいんじゃないか?」


羽衣「初夢ちゃんは昨日の質疑応答で、凜ちゃんからの『明日から四季先輩?』という問いに、『そうしたいけど』『とりあえずケアしておきたい』と言ってましたです。村の方針を考えてのことでしょう。初夢ちゃん目線、どちらがより黒かったかは明白です。そしてその初夢ちゃんが噛まれた。お言葉を返しましょう。その論は苦しいくないですか?」


四季「ふぅ、全くやれやれだ。流石LWラストウルフ、既にこの盤面を見据えての的確な論理構成だな。しかも今日の質疑応答は俺からで考える猶予もない。一方、自分は後半でしかも最終投票は昨日お互いに共感を懐いた奏。下準備もバッチリって訳だ。随分黒いな?」

羽衣「そちらこそです。ある程度このゲームに慣れた相手へ自分を白く見せるには、これ以上ない噛み位置ですね?」


香澄「そこまで、話し合い終了よ。日は暮れて今日も一人容疑者を処分する時間が訪れたわ。私に名前を呼ばれたプレイヤーは怪しいと思われるプレイヤーの名前を告げて質問して頂戴。今日の投票順は昨夜襲撃された初夢の次からになるわ。それじゃ行くわよ。四季先輩、誰に質問しますか?」


香澄「皆さんごきげんよう。3日目昼の後書き部分で行われた問題の答え合わせコーナーよ。では、提出者の凪巴から」

凪巴「まず確認だ。問題は『騎士王である私が護衛して来た深雪と初夢。その理由は?』というもの。そしてけいらに示された選択肢は次の3つ──」


①護衛位置として妥当だったから

②騎士王の直感に従ったから

③魅惑の巨乳の持ち主だったから


凪巴「そして騎士王である私の答えは──」

香澄「ダラララララ、ジャン♪」

凪巴「全てだ。①②③の全て。至宝とも言える魅惑の輝きを持つ2人を、騎士王である私の直感(本能)に従うまま妥当な護衛位置と判断した。故にそう、答えは全て、一つの欠けも許さんぞ」

初夢「本当にしょーもない問題だったわ」

香澄「みんな凪巴に付き合ってくれてありがとう。本編にこんな結末は用意してないので安心して続きを楽しんで頂戴」

凪巴「ふはははは、ではまた会おうぞ諸君!」


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