表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/49

第一夜 1日目昼 その2

基本の順番

1:凪巴 2:真那花 3:深雪 4:恵理衣 5:四季


6:優姫 7:千尋 8:煉香 9:凜 10:羽衣 11:奏

四季「深雪はどうだ?」

深雪「私は羽衣先輩と凜ちゃん、ですかね?」

四季「理由は?」


深雪「羽衣先輩は単純に情報が全然落ちてないからです。凜ちゃんは本人の性格もあるかもですけど、他の人の意見に合わせたような意見が多いように感じました」

凛「あわわわ。せ性格、性格だよぅ」


真那花「リンリンドンマイ♪ 一応私の白アピしておくと、私が姫に任せたのはより情報の確度が高いと思ったから。指名されたトコ以外に白先いるだろうしな。煉香ちゃんに任せるより姫目線の方が確実に皆より1枠削れてて、その分、狼を吊る確率って高い訳じゃん? だからだよ」

 「リンリン」も真那花特有の呼び方である。

 白アピは白=人間であるとアピールすること。


凛「う~擁護、私の擁護して~真那花ちゃん」

真那花「ゴメン、霊媒のみならず占いにまで狼目で見られたくないから無☆理♪ 白アピ頑張れ♪」


凛「ぴぇええ。そんないい笑顔でバッサリやめて~。え~と、え~と、すぐには思いつかないよぅ」


千尋「まあまだ時間あるから考えよう。吊り候補には入ってなかったけど姉さんもあまり情報落とせてないと思う。姉さんとしては早めに落としておきたいけど、今日の昼時間は吊り候補のメンバーに回した方がいいかな」


真那花「だな♪ 煉香ちゃんはああ言ってたけど、トーコはCOあったりするの? ないなら残り時間で白アピしといた方がいいと思うぜ♪ 終わったら羽衣先輩にも話振って欲しい」

 「トーコ」も真那花特有の呼び方──ではなく、奏のコートネームだ。

 女子バスケあるある。


奏「そうですね。COはありません。私の白アピをするとしたらあの時点で、既に対抗が出なさそうだったので『やはり』という言葉が出ただけです。恵理衣も私の発言の前に『平和村だといいね!』と既に楽観視していました」


恵理衣「あ~言ったねー。順番はそこまで覚えてないけど言ったのは覚えてるよ」


奏「それから『保留したい』というのは私の素直な気持ちです。狼でも村でも、私はそう言うでしょう」

四季「なるほどな」


奏「あと、真那花ちゃんが私にCOのみならず白アピの時間にも言及して振ってくれたことで、私の中で真那花ちゃんの村目は上がりました。今の話にも納得出来ましたし。他には凪巴ちゃんと千尋も白寄りのグレーに置いてます。言われたように、次は羽衣に話を聞きたいです」


羽衣「はいです。皆さんの話を聞きたいので聞きに回ってたです。私も真那花ちゃんは村目高いと思いました。『深雪ちゃん目線の方が確実に皆より1枠削れてて、その分、狼を吊る確率が高い』、納得です。他には優姫に千尋、凪巴ちゃんも村だと思います。凜ちゃんは正直わからないです。消去法で凜ちゃんと四季先輩に奏。この3人が現状怪しいかなと思っているので、私は今日、深雪ちゃんや煉香ちゃんの疑い先と一致する、奏か凜ちゃんに入れようと思います。それで凜ちゃん、考えはまとまりましたか?」


凛「はわわ。ええと、他の人の意見に合わせたような意見が多かったのは、言われてみると確かにそうかもだけど、私は誰より先に深雪ちゃんへ白先聞いてるし、これって村のための行動だと思う。そそれに会話はやっぱり相槌あった方が進むと思うし、あくまで潤滑油として、村の話を進めようとしてのことで、狼的な自分の意見を真っ先に出してぶつかりたくないから、他の人に同調したり隠れ蓑にしてるのとは違うの。うん、違うから私の怪しんでる所をはっきり言うね。私は今日の吊り位置には入ってないけど四季先輩が怪しいと思う。理由は進行ばかりで自分の意見を殆ど落としていないから。結構会話してる印象あるけどそれだけだよ」


四季「っ、言いたいこともあるがもう時間だな。確認するが、今日は煉香の意向で奏と真那花、深雪の意向で羽衣と凜。この4人の中から投票先を選ぶこと」


 パンパン。香澄が手を叩く。


香澄「はい、話し合い終了よ。日は暮れて今日も一人容疑者を処分する時間が訪れたわ。私に名前を呼ばれたプレイヤーは怪しいと思われるプレイヤーの名前を告げて質問して頂戴。その質問した人とされた人は、タイムアウトと同じ1分間の質疑応答をすることが出来るわ。何回もあるから時間間隔を養うのにはいいかもね」

真那花「その発想はなかった」

香澄「その間、他のプレイヤーは話をすることが出来ないので注意ね。それじゃ行くわよ。凪巴、誰に質問する?」

タイムアウトはバスケット用語です。この子たち女子バスケット部なの、信じて!


プレイヤーのメタ要素

1年生

真那花まなか:原作主人公。クイックネスに長ける。バスケでは1年生ながら司令塔もこなすので、頭は作者より確実に回る(異論は認める)。


凜:チームイチの高身長で真那花の相棒。基本小心者で言葉を話すのが苦手。噛み噛みになりがちな本人の素であるこのムーヴをどう見るか。


凪巴なぎは:態度も口も大きい実力者で、軽く変態が入っている武闘派。人狼ゲームでも自分のスタンスを貫くが、人狼ゲーム初心者。


香澄:アシスタント・コーチで最胸美少女。凪巴が唯一揉もうとして揉めていない相手。基本人並み外れて高スペック。凪巴とは中学からの付き合い。


深雪みゆき:見た目ぽっちゃりな丁寧口調。大きめの乳を揉むのが趣味である凪巴を少し苦手としている。料理好き。


2年生

恵理衣えりい:真那花や凛にとっては中学からの先輩。スピードに勢いもある元気娘。どちらかと言えば感覚派というか感情派。


千尋:割と理論派プレイヤー。女バスのプロ志望。普段は温厚だが、怒ると怖いらしい。フックシュートが得意。


羽衣うい:ちっちゃな先輩。芯が強く、辛抱強い。スクリーンの名手。千尋とは中学からの付き合い。


かなで:剣道部と掛け持ちしている先輩。家庭環境により、目上には気を遣いがち。かなりの剣の使い手。


優姫ゆうき:思考のベースが黒い、オタク文化好きの先輩。弱った相手には滅法強く、悪魔的な才能を見せる。人狼ゲームもそれなりに嗜んでいる。


3年生

四季:副キャプテン。大体何でも人並み以上にはこなせるオールラウンダー。地元では他校に、二流や六枚目といった渾名で呼ばれることも。


香澄妹

煉香れんか:とある事情で、身体スペックはリアル人外領域。思考がデフォで一線越えているが、ゲーム的な思考については不明。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i595071
※バナーは寿々喜 節句さんより
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ