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生体完全乾燥切断2

作者: MANA

生体完全乾燥切断 の続き。


昨今の日本では、この事件がほぼ毎月1件発生するようになってきた。


被害者はすべて若い美女で、JK JT JD OL


JT は女子短大生。

日本たばこ産業ではありません。


切断は独特で、女性のへそから背中にかけてと、


太もも(付け根)が、それぞれ水平にカットされている。


つまり、完全に乾燥した生体が3つの部分に。

両脚は1対なので、1つの部分として。


おわかり?


不届きなことに、女性のヒップを含む部分だけが発見されない事例が増えてきた。


犯人以外の誰かが持ち去っている。


おそらく男性。


警察が捜査しているが、持ち去った人間はまったく特定されていない。


完全に乾いた状態なので軽く、クルマに積んでも車内は汚れない。


どこかの男が家に持ち帰り、カビを防ぐスプレーをかけると、からからに乾いた女体(の一部)を保持できる。


いわゆる「女の部分」を鑑賞して悦に入っていると推定される人間は、警察の捜査で10人超にのぼる。


政府がマスコミに厳重な報道統制をかけているので、一連の事件は週刊誌にも掲載されていない。


ネットでは、「ヒップ以外の部分」を目撃した人が、写真添付の記事を投稿しようとしたが・・・


「しようとした」というのは、日本政府がインターネットにも厳重な規制を適用して、


投稿しようとしても、「投稿できません」「受け付けることはできません」と表示される。


不審に思った人が、サイト運営会社のサポートへメールで質問したが、「回答は差し控えます」だけ。


目撃者としては、ネット以外に、例えば職場の同僚などに話せる内容ではないので、


怪事件を知る人間は限られている。


「ほぼ毎月1人」だが、特定の日や場所はなく、


いつ、どこで起きるかわからない。


一定の規則性があるのは、事件が深夜に起きていること。

午前0時前後。


テレビや新聞、週刊誌でとりあげられないので、事件を知るのは被害者の親族や友人、知人だけ。


クチコミだけでは全国に伝わらず、奇怪な事件を知らない国民は多い。


昔からそうだが、職業によっては、深夜に帰宅する女性が少なくない。


午前0時前後にタクシーで帰宅した女性が、自宅の近くで犠牲になった例も。


運転手さんに、「家までいっしょに来てほしい。その分は追加で払う」と言えば、


切断は免れるかもしれないが、別の危険が。


次の事件については、警察でも予測できない。


(完)


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