表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ひとりごと

作者: ねこ

転ぶといけないから、手つないどく?

彼がそっと私の手をとって数歩前を歩く

夜の砂浜、波うつ音と、二人の足音。


気づいてた?

あなたが好きだと言ってたから、長いスカートはいてきたの。

そんなこと聞けるわけないけれど。


手をつないだまま、なんとなく、海を見ながら歩いて話す。

今日みんなで出かけたの、おもしろかったね。

まーくん、ちゃんと、てんちゃんのこと送れたかな?

ひでくんは、かずちゃんのこと、気に入ってるよね。絶対。

そんな保護者みたいなことばっか言って、お前はどうなんだよ?

え?そりゃあ・・・ねぇ。

・・・なんだよぅ。


ぎゅっと手を握ったら、ぎゅって握り返してくれる。


・・・あぁ。まいった。

今日は夢でもデートできそうだ。

心の中でそっとつぶやく。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ