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料理が殺人兵器過ぎるんだが...。

書くのが少し遅れました。

今、僕は命の危機に瀕している。


「勝狐~!ご飯できたよ、部屋から出てきて!」


単刀直入に言おう、津々は料理は殺人的にマズいのだ。しかもだその料理は圧倒的物量で攻めてくるのだ。


「ま~さ~き~!!早く降りてきて、全部食べちゃうよ!」


むしろ、そうしてくれ...だがこれ以上渋っていると津々に頭を吹っ飛ばされかねないので僕は覚悟を決めなければないのだが。


「あ、あぁ分かった。今行くよ...」


僕は覚悟を決めて、部屋から出てあの殺戮兵器の元へ向かうことにした。

~ご飯の元へ~


「あーもう、やっと降りて来たよ!もう冷めちゃうじゃない!」


「うん....ごっごめん、でさ今日の晩御飯は何ですかねぇー....」


そう僕が聞くと、彼女は元気よく目をまるで子供の様に輝かせて机に腕を向けた。


「よくぞ聞いてくれました!!今日のご飯はぁーカレーで~す!!!!しかも、今回のは自信作なのよね~」


その腕の先にあったのは、すごく美味しそうな匂いを漂わせている見た目も完璧な大盛りのカレーだった。







だがしかし、けっっっっっっして騙されてはいけない、これは罠だ。彼女が創り出すまずい料理には三つの特徴がある。


・1、量が無駄に多い。(これは、彼女がスポーツ万能で色んな部活で助っ人をしているからである)


・2、どうしてか違う料理を作っても、最終的な見た目がカレーになってしまう。(原因不明)



そして、

・3、そのカレーは見た目、匂いに関しては完璧以上になる。


この三番目の特徴が一番厄介なのだ、殺戮兵器とはいかに多くの人間を犠牲に出来るかだ。そしてこの彼女が創り出すカレーは兵器としてはかなり優秀なのである。


「はぁ~、軍に売りたい位だよ...」


「今、なんか言った!!」


「いっいや!?何も言ってないよ!ただ、おいしそうだな~と思ってさ!」


(しまった!余計なことを言ってしまった!?おいしそうだなんて、ヤバイこれじゃあ調子に乗られて大量生産されて本当の殺戮兵器になってしまう!)


「でしょ!ねぇ、早く食べてみてよ?感想聞かせて!」


遂に逃げられない状況が完成してしまった。ここは心を決めて、行くしかなさそうだ。






「いっ!....ただきます....」


「どうぞ!」


僕は決死の覚悟で、ズッシリ重い器を持ち上げ味が分からないうちに書き込んで飲み込もうとした。



「......っうが!?」




僕はこのカレーが大盛りであることを忘れていた、その失敗は大きなダメージを与えた。そう、口に遂に味がやって来たのだ。



「勝狐?どうしたの、大丈夫?」



「......津々....お、お、おいし....かったyrf...」



僕の意識は一瞬でアイスの様に溶けて無くなったのだった。






「え、!勝狐どうしたの、ねぇちょっと勝狐---------!!」

~自室~


暗闇は光に導かれ、僕は眠りから覚めた。するとそこは良く知っている天井で、どうやらあの後僕は自室に運ばれたらしい。


「うぅぅ、まだ脳がクラクラする~。流石というほか無ないな殺戮兵器となずけただけはある」


ふと時計が気になり見てみると、時間は既に三時を回っていた。


「三時....か、微妙な時間だな。どうするかなぁ...」


少し考えていたら結論がでた。








「うん、寝よ!それが良い」



そうと決まれば行動は早い、僕は寝るためにすぐに布団に潜ろうとした。その時だった、窓の外が金色の光を放ちだしたのだ。


「ううわぁ!!!?なになになになになに!何で外光ってんの!?」


僕が驚きで飛び上がり騒いでいる時だった。



「...うっ!」


窓がいきなり開き、閃光の様な光が部屋中を包み込んだ。




すると部屋を包んでいた光が徐々に収まっていき、僕が恐る恐る目を開いてみると....。




「っえ!?おん...なのこ?」


そこには何故か自分と同じぐらいの例えられないくらいに美しい女の子が倒れていた。





「噓でしょ....。なにそれ、絶対にめんどくさいことに巻き込まれる奴じゃん、ふぅーーー...よし、

寝よ...」











僕は現実を逃避することにして、いつもどうり寝ることにしたのだった...これからめんどくさいことが沢山起きることも知らずに。

今回も少し短め、いつも短いんですけどね!

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